金曜の夜にもう1本、ちょっと素敵な屋外ダイニングを発見してしまったので、週末を迎える前に簡単にご紹介させていただきたいと思います。
こんな素敵なベランダ、自宅に欲しくないですか?
広さわずか2平方mとのことですから、幅1m弱×奥行き2mちょいといった感じでしょうか。数字だけでみると、この上なくコンパクトですけれど、夫婦2人でちょっとした時間を過ごすくらいだったらこれでも十分すぎるくらいですよね。
実はこちら、もともとは、素敵とは程遠い、こんな感じの単なる物置スペースでしかなかったところを、こちらにお住まいのJuditさんがご自分でDIYでここまで作り込んじゃったんだそうで。
フェンスを白く塗り、床に人工芝のマットを敷き、壁には棚を造作、天井からは観葉植物と照明を吊るして。
フェンスの上部に、ロマンチックな雰囲気を出すためにカーテンを取り付けてみたんだそうですが、これ、なかなかいい感じのアイディアなのではないかと思います。
ペンキを塗ったり棚を作ったりというあたりは多少は手間が掛かりそうですから、1人でやるのはちょっと大変かもしれませんけれど、代わりにこれだけの素敵なスペースが手に入るんだったら全然アリですよね。家具はIKEAのAPPLAROシリーズあたりで選ぶのがいいですかね。
2平方mという必要スペースのサイズも、この世の中にあるベランダであればまず間違いなく全てOKというくらいのコンパクトサイズですし、これはもう思い切ってDIYしてみるしかないのではないかなと。
このポストを読みながら、「そういえば、うちの自宅のベランダも単なる物置に…」と思っているお父様がいらっしゃいましたら、こんな感じの屋外ダイニング、夏に向けて日曜大工でコツコツDIYしてみるというのはいかがでしょうか?
( Photo #1-#5 via apartment therapy , Photo #6 via IKEA )
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【随所に盛り込まれた可愛らしさと遊び心】コンパクトスペース同士が直接つながる広さ80平米のアパートメント
こちらのお宅、コンパクトな中に上手に詰め込まれた各スペースがなかなかいい感じだなと思ったのでご紹介させていただきたいと思います。
白基調のシンプルなベッドルームのすぐ脇には、大きな窓に面した明るく開放的なダイニング。
上部がアーチ型になった窓枠と、垂壁の上部から伸びるアームドランプ。コンパクトな中に遊び心と可愛らしさが盛り込まれたこの感じ、いいですね〜。
スモールダイニングの脇がリビング。
こちらは少し余裕をもった作り。
リビングを抜けた向こう側がキッチン。
キッチンからダイニングへは、リビングをまたいで、という形になるわけで、これは導線的にはどうなんでしょうかね。
とはいえ、まあ実際には大した距離じゃないですし、例えば誰かがキッチンに立っているときに、他の家族がすぐ隣のリビングにいて、会話なんかもできて、というように、近い空間で一緒に過ごしているような感じで過ごすことができると考えれば、こういうレイアウトもありかも。
細長のキッチンは、突き当りがシンク、サイドが調理や作業のためのスペース。
シンクの正面には、格子の入った可愛らしい縦長の上げ下げ窓。
ちなみに、2つ目のベッドルームも、同じ格子入りの上げ下げ窓が入ってます。
窓の中心にあわせるように置かれた小ぶりな観葉植物がまたいい感じ。こういう遊び心とか可愛らしさって、本当に大事だと思うんです。
こちら、1930年台に建てられたシドニーの古いアパートメントを、オーストラリアのデザイナーFrag Woodall氏がご自宅用にリノベーションした物件でして、広さは80平米程度とのこと。
廊下なしでスペースとスペースがそのままつながっていくこういう作り、日本の狭小住宅の作りにも通ずるものがありますよね。80平米といいえば、少し広めの3LDKくらいといったところかなと思いますけれど、それよりも広いような感じがするのは、やはりこの作りからくるものでしょうか。こういうのを応用して、平屋の一軒家とかで、スペースがフラットにつながっていく平屋独特のおもしろさや利便性と、廊下なしでスペース同士が直接つながっていくようなレイアウトを上手に組み合わせて「回廊のようにぐるりと一周できる家」みたいな感じにしてみたりするのもいいかも。
これからお家を建てたりリノベーションしたりするご予定のある方で、スペースのつなげ方や動線についてちょっと考えてみたいという方がいらっしゃいましたら、こちらのお宅を参考にしてイメージを膨らませてみてはいかがでしょうか?
あ、でも、本当にこういう作りにする場合には、壁やドアがあまりないので、空気や風の流れ、冷暖房の効率とか、音とかにおいの問題あたりについてはしっかりと考えておかないと、後からいろいろ困ったり悩んだりすることになることもあるかもしれませんから、そのあたりはきちんと確認/検討をしておくことをオススメしておきたいと思います。
( via MR.FRAG )