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【直角以外の選択肢】空間の広がりとコミュニケーション



このワークスペース、ちょっと不思議な感じしません?

天井や床に注目して写真を見ていただくとスグにお分かりになるかも知れませんが、このフロア、実は長方形じゃ無いんです(そんなトコロに注目しなくてもお分かりになったかもしれませんが…)。
ワークスペースの形が四角形じゃなくて三角形になっていて、微妙な包まれ感があったりしてちょっと面白いかなと。
右手の棚とかにも簡単に手が届いて便利そうですね。
リビング側から見ると、ワークスペースとの間の壁は平行の普通の壁なので特に面白さは無いんですが、コレの応用形で、普通の正方形の部屋の中に角度をつけたパーティションとかを設置してみたりしたら意外と面白いかも。
例えばソファに座ったときに正対する位置に壁が無いわけで、空間的な広がりを感じられたり、かなり面白い雰囲気を作れそうな気がします。
ワークスペースの後ろ側からの景色にも面白さが出てます。
後ろ半身の構えなわけです。
「真後ろ」だと何となく疎外している感もあってちょっと感じが悪いですし、「真横」だと関係が近くなり過ぎてしまいそうな気もしますが、このくらいの角度というのはちょっと良い感じかも。
正直ずっと真後ろから見ていられたら、とてもじゃ無いですが落ち着いて作業ができなさそうですしね。
距離を変えなくても角度を変えることで色々と距離感が調節できそうですし、組み合わせ方によっては効率的にスペースを使うことにも繋げられるかも知れません。
直角以外の選択肢、もしかして結構アリかも。
( via Home Adore )

【実用性と遊び心の融合】壁面一杯に作り付けられた巨大本棚



この作り付けの本棚、ちょっと面白いかなと。

下の方の手が届く範囲にはディスプレイ棚的な棚が作り付けてあって、収納力のある本棚は上の方の梯子で上がらないと届かない場所に作り付けてあります。
最初に見たときは、「本を取るのにいちいち必ず梯子を使うのって、ちょっと使いづらいのでは?」とかとも思ったんですが、実際のトコロ、どんな棚が使い易いのかというのは人それぞれの趣味趣向や生活パターンによるハズなわけで、どちらが良い悪いという話でも無いのかなと。
下の方がディスプレイ棚になっているおかげで居室全体がスッキリした雰囲気になっている気もしますし(頭でっかちで落ち着かないという意見もあるかも知れませんが)。
この棚を見ていて思ったんですが、棚ってやっぱり面白いですよね。
物や本を収納するための設備であり、実用的な日用品であると同時に、色々なモノを並べたり飾ったりして遊び心を最大限に発揮したりもできるインテリアの一部でもあるわけです。
このリビングの棚にしたって、上下を入れ替えてみたり、下側のディスプレイ棚の作りを変えてみたりすることで、部屋全体の雰囲気は大きく変わってしまうわけで。
実用面でも雰囲気面でも居室や家全体に与える影響が大きい分、迂闊なコトをすると大変なコトになりそうな気がして勇気が要るのも確かですが、だからこそ結果が出せたときの喜びも大きいですし、検討のし甲斐もあろうかというもの。
家を建てるときに時間をかけて検討すべき最重要課題の1つとして忘れずに入れておきたいかなと。