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【暮らしの中の遊び心】壁面のディスプレイスペース



コレは個人の好みとか生活スタイルにもよるとは思うんですけれど、家族で暮らしていると、「あるもの」を飾るスペースが沢山欲しくなったりすると思うんです。

それは何かと言いますと…。
写真かなと。
独身で一人暮らしのときには、そんなに沢山飾る写真もありませんし、人によっては「写真立てなんか1つも置いてない」という方もいるかも知れません(僕は、家族皆で撮った写真と友人と撮った写真、各1枚くらいは飾っていたような気がしますが)。
でも、結婚して子供が出来て、周りに身近な大切な人が増えていけば行くほど、飾っておきた写真というのも増えていくわけで。
家族で撮った記念撮影・何処かに行ったときの写真や、子供たちの幼稚園・学校の記念日の写真、イベント事の写真など、なんだかんだ言っても、一年分でも最低10枚くらいは飾っておきたい写真が出てくるというのは特別珍しいことじゃないと思うんですよね。
で、ソレを写真立てに入れてカウンターやキャビネットの上などに沢山並べていくというのも、それはそれでアリなやり方だとは思うんですが、こういうのもアリかなと。
コレだったら、増え続ける写真立てで棚の上がごちゃごちゃになることもありませんし、万が一大きな地震が来ても安心です。
季節に併せて家族の写真や四季の移り変わりを感じさせられるような色々な写真を入れ替えていったりしたら、日常生活の中で手軽に遊び心を発揮できる素晴らしいスペースになってくれそうですよね。
大抵の人にとって、家って、「誰かと暮らそう」と思って建てるものだと思うんです。
だから、家を建てるときに予めこういう場所を準備しておくというのも、ある意味とても大切なことなのでは無いかと。

【大きな音も出し放題】プレイルームという選択肢



家を建てるときに、「出来れば欲しいな」と思うものの1つに書斎やワークスペース的なモノを挙げるという方は珍しく無いと思います。

が、思い切って書斎はきっぱりと諦めて、代わりにこういうお部屋を作ってしまうという方が人生楽しいかもしれませんよ。
極端な話、個室の書斎なんか無くても、階段の下とかウォークインクローゼットの脇にテーブルでも置いて、どうしても自宅でお仕事しなきゃならないときはソコでやれば良いとも思うのです(こじんまりとした良い感じのワークスペースについては、このサイトでも継続的にご紹介してきていますので、ご興味のある方はココらへんからチェックしてみて下さい)。
このお部屋で夜な夜な友人や家族と自宅セッションとかしたら楽しそうですね〜。
でも、こんな開放的なガラス張りのお部屋で楽器を演奏したりしたら、日本の住宅事情じゃスグに近隣トラブルになりかねないですかね…。
という話を書いていてふと思い出したんですが、そういえばつい最近自宅の防音設備について調べたばっかりだったんですよ。
実はアテクシ、中学2年でエレキギターを手にしてから早30年来のギターフリークでして、今でも自宅にはエレキ3本、エレアコ、アコースティック、クラシックが各1本とウクレレその他の楽器が色々あったりしますし、ちょっとした時間を見つけてしょっちゅう何かしら弾いてたりします。
ただし正直なトコロ、東京の都心部の住宅事情ではアンプを通した大音量での演奏なんて夢のまた夢、アコースティックギターですら深夜に演奏するのはちょっと憚られるかも、くらいのモノなんですよね…。
で、防音設備の話に戻りますが、一昔前まで、自宅の部屋に防音加工を施すというと、結構大掛かりで面倒くさいものだった記憶があるんですが、最近はココらへんも多少進んできているみたいです。
特に良いなと思ったのが、コチラの「コーズ」という防音カーテン。
あくまでカーテンなので防音効果に限界があるのは否めないんですが、3重構造の生地でソコソコの防音効果を期待出来そうですし、軽いのでギリギリ普通のカーテンレールでも使用可能、価格も例えば1m×2m程度のサイズの窓に対応するもので1万円前後とかなりリーズナブルで、気軽に試せそうです。
他にレースのタイプもあるみたいなので、防音効果を高めたい場合には併用する手もアリですかね。
正直なトコロ、一番効果がありそうなのは、防音/吸音ボードという高密度のグラスウールなどで出来たマットレスのようなモノを壁に隙間なく敷き詰める方法で、コレを導入すれば本格的な防音室に仕上げるコトも可能なんですが、価格も4畳程度の部屋で軽く10万円を超えるコースですし、施工の手間も結構面倒くさそうです。
何よりも全ての壁面がマットレスで覆われてしまうわけで、雰囲気もクソもあったもんじゃ無いんですよね…。
というわけで、「家を建てるなら書斎が欲しいな」とお考えのソコのお父様、書斎はヤメて、「家族で使える多目的プレイルーム」という選択肢を検討してみる手もあるかも知れませんよ。
その際には、計画的に何らかの防音設備関係の検討をしてみてはいかがでしょう。
将来お子様が急にロックンローラーになる可能性もありますし、お父様、お母様に新たな趣味が生まれる可能性だってありますから。
※僕は防音設備・施工関連業者の回し者ではありません。あしからず。
( Photo #1 via RESOLUTION: 4 ARCHITECTURE , #2 via ピアリビング )