家を建てる前の段階ではあまり気にしたこともなかったんですけれど、収納スペースも、見た目とか雰囲気が意外と大切だったりするかなと。
収納力があるとか、単にものが効率よく片付けられるとか、そういった基本的機能としての部分が重要なのは当然として、暇さえあればものを片付けたくなるような、常に整理整頓しておきたくなるような、そんな風に、「人の気持ち」に訴えてくるような収納スペースを手に入れることができたら、それはものすごく幸せなだと思うんです。
それがどんなものかと聞かれたら、具体的な形にはいろいろあるとは思いますけれど、例えばこんな収納スペースとか。
サブウェイタイルの貼られた壁面にアルミの棚板を設置しただけのシンプルな収納スペースに、整然と並べられた道具類。この素朴で潔い感じ、ちょっと良くないですか?
収納って、ある意味で、常に増え続け、油断すればすぐに溢れ出そうとしてくる「もの」との戦いだと思うんですけれど、「箱」としてこういう収納スペースを手に入れることができて、そこをいつも気持よく整えながら暮らすことができたら、いつまででも無理せずに淡々と戦い続けられるんじゃないかなと。
( via trendenser )