自宅の階段下に、こんなスペースがあったらいいですよね。
幅2m×奥行き4m足らず、せいぜい4畳ちょいといったところのスペースに、壁面一杯の造作本棚と、座り心地の良さそうな一人掛けのソファをおいたリーディングヌック。
こちら、アメリカ カリフォルニア州北部、サンフランシスコの北約50kmに位置する極上ワインの生産地として知られるワインカントリーの街、ベレットバレーのワイン園に建つ大邸宅の一画。別にお宅の中にスペースが足りないわけではありませんが、この「狭さ」からくる居心地の良さを求めて、敢えて階段下にこういうスペースを作り込んでるわけです。
広々ゆったりなリビングや書斎というのも当然素敵ではありますが、こういう包まれ感のあるこじんまりとしたスペースというのも、こういったスペースにしかない良さがありますよね。
ここまでの話の流れをぶった切る覚悟で現実的な話をさせていただくならば、階段下、しかもわずか4畳程度というそのコンパクトな隙間的スペースを使って作れてしまうという点も、都市部の狭小住宅に住む身としてはかなり魅力的です。
ご自宅に書斎が欲しいけれど、部屋数やスペースに余裕がなくて…とお悩みのお父様お母様がいらっしゃいましたら、こんな感じの階段下のリーディングヌック、導入をご検討してみてはいかがでしょうか。
壁沿いにテーブルを2つ3つならべて、家族皆で使える共用のワークスペース兼読書エリア、みたいにしてみるのも面白いかも。
( via WADE DESIGN ARCHITECTS )