こちらのバスルームのこの感じ、いいですね〜。
勾配天井の下のスペースを細長く縦に使って、手前が洗面所、その向こうにはオーバーヘッドシャワーを2つ並べたシャワースペース、側面の壁は一面全て格子入りの窓。一番奥のエリアに置かれたバスタブに身を横たえたら、斜めの天井の下の包まれ感と、細長いスペースの先に抜ける開放感が組み合わさった特別な感覚を味わえそうです。もう少し天井が低いか、または、底上げしてバスタブ自体に高さを持たせてみたりしたら、もっとおもしろい感じになるかも。
コンパクトなのに開放感があって狭さを微塵も感じさせないこの作り、遊び心もたっぷりで、とっても素敵じゃないですか? 省スペースですし、日本の狭小系の住宅のバスルーム案としても十分ありなのではないかと。
あ、でも、窓が大きくて天井が高いので、冬場はもしかするとちょっと(かなり?)寒いかも知れませんよね。こちらのポストをご覧いただいている方の中で、「こんな感じのバスルーム、本当に作っちゃおうかな」とお考えの方がいらっしゃいましたら、防寒/断熱関係の対策についてはしっかりと検討することをおすすめしておきたいと思います。
( Photo ©Derek Swalwell )