こちらのお宅の3つ並んだグレーのドア、一番右側は何のドアだと思います?
そう、駐車場です。
こちら、イギリス ロンドンの「ミューズハウス」という馬小屋(Mews)をリノベーションした物件でして、一番右の扉は、もとは馬の出入口用のドアだったんです。そういわれてみれば、今でも中から馬が出てきそうな雰囲気も残っているような…。
でも、ドアを開けて中をのぞき込むと、内部は外観からのイメージとはちょっと違うかも。
このスペースに2台駐められるようになっているというのも意外ですけれど、タワーパーキングや業務用の駐車場みたいなゴツい機械を無遠慮に設置してしまうのではなく、白基調の内装に、天井には碁の目状にダウンライトを埋め込んであったりして、あくまでモダンでシンプルな感じにまとめてあるところが素敵かなと。
この、レトロな雰囲気の落ち着いた外観と、内部の機能的で洗練された感じの、意外性のある組み合わせが良いですよね。
ちなみにこちらのお宅、家の内部も、モダンというか、ちょっと近未来的な感じ。
古いお宅をこんな風にリノベーションするのって、手間もお金も相当掛かるんでしょうね…。
R8と’60〜’70くらいのSL(280あたりでしょうか)の2台持ちしてるくらいですから、お金のことは気にしなくても大丈夫な方なんでしょうけど(2台で小さな家一軒くらい建てられますもんね)。
( via adelto )
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【壁面全面ガラス張り】開放感抜群のキッチンスペース
このキッチン、開放感があって良いですね〜。
壁が全面ガラス張り。キッチン上部の、背板無しのシンプルな作りの収納棚も良い感じです。
朝露に濡れる庭の花木を横目に見ながら朝食の準備をしたり、季節ごとに変わりゆく夕暮れの空や、窓から差し込む月の光の明るさなんかを感じながら作業のできるキッチンなんて、なんだかすごく素敵じゃないですか?
何よりも、視界が開けてるのが良いですよね。
アイランド型や対面カウンター型など、周囲の壁から独立/半独立したタイプのキッチンなら、壁に向くのではなく隣接するダイニング・リビング方向に向くことになるので、居室にいる家族とコミュニケーションを取りながら作業をすることもできますし、視界が抜けている分開放感もあります。でもその反面、ゴチャゴチャとしたキッチンの手元が丸見えになってしまったり、スペースの利用効率が悪かったり、収納の確保が難しかったり、というデメリットもあるんですよね。
その点、このキッチンのように、壁に向かった背面式タイプで壁が全面ガラス張りになっているというのは、オーソドックスなタイプのキッチンのメリットを生かしつつ開放感のあるキッチンを作れる、なかなか面白いアイディアなのではないかと。
夏暑くて冬寒いとか、冷暖房の効率が悪いとか、デメリットも色々とありそうな気もしますけれど、そこら辺の対策まできっちり検討して作りこむことができたら、本当に素敵なキッチンスペースを作ることができそうな気がします。
( via UulDesign )