内装や雰囲気」カテゴリーアーカイブ

暖色に浮かび上がるオープンカフェ 薄いライムグリーンの壁と暖かみのあるライト



こちらの写真、家ではなく街の写真なんですが、なんだかすごく雰囲気が良かったのでちょっとご紹介をさせて頂きます。

全体的な雰囲気がまず素晴らしなとは思うんですが、中でも僕が気に入ったのは、薄いライムグリーンの壁の色と、暖かみのあるライトの組み合わせですね。
この写真自体は長時間露光で撮ってまして、実際の街の雰囲気とは若干異なる雰囲気になっているとは思うんですが、ま、イメージとしてこういったものを持っておくのも良いかな、と思いまして。
場所は、アフリカ大陸北西海岸の左上、大西洋に浮かぶスペイン領カナリア諸島、テネリフェ島北部の海沿いの街、サンタ・クルス・デ・テネリフェというところなんだそうですが、一度行ってみたいです。
よく見ると、道路の両脇にはテーブルと椅子が出て、オープンカフェになってますね。
家の近所にこんな感じの視線が抜けた石畳の道があって、そこにこんな感じのお店があったらいいですよね。
週末の夜は家族でどこかに食事に行って、子供たちは先に家に帰らせてから、ここで一杯ワインとか。
日本でこういった場所を望むのは難しいかもしれませんけれど(あっても混んじゃって、この落ち着いた雰囲気にはならない様な…)、だったら自宅にこういった場所を作ってみよう、というのも面白いかもしれません(お金は掛かりそうですが…。ま、妄想するのはタダですから)。
やはりポイントになるのは照明ですかね。
あまり薄暗くてはこの感じに持って行け無いと思いますので、そこそこの明るさのある照明を7,8m間隔位で設置して、複数の照明の組み合わせで本が読める位の明るさまで持っていく、というのはどうでしょう。
あとは、照明の話でも有るんですが、影も欲しいですね。
明るい場所とそうでない場所が、できるだけ色々な組み合わせで重なり合っている雰囲気、良いと思います。
なので、照明の設置場所も単に均等に配置するんじゃ無く、近い場所、遠い場所、高い場所、低い場所、直接、間接、遮蔽物などを組み合わせて、明るさの濃淡とスペースの中の役割や位置づけを組み合わせたら面白そうな気がします。
といっても、クリップのランプを買ってきていくつもつけてもしょうが無い気がするので、こういったのに使って遊べそうな照明をいつか探してみたいと思います。
壁とかはどうしようも無いので(というか、どういったパターンにも面白さが有りそうな気がするので)、素人の僕にはちょっと考えられないですね…。
家具も良い感じのを何か選んでみたいですね。
やはり一人掛けのソファでしょうか。
この写真に有るような普通の屋外家具の類をこじんまりと置いてみてもいいかもしれませんね。
やっぱ、ホントにやろうと思ったらお金かかっちゃうんですかね…。
Photo ©epSos.de

ダイニングの小さな沢山の照明 雰囲気と実用性の両立



コチラのダイニング、照明の感じがとても素敵だなと思いまして。

まず、ダイニングテーブルに吊り下げてあるランプが良いです。
コチラ、油断すると大きめの照明を1つぶら下げて終わりにしてしまいたくなりますが、そこを小さな4連のランプにしてあるところが可愛さを生んでると思いますね。
そして、壁の左右対称のカップボードには、コレまた左右対称にクリップ式のランプを取り付けて、更にカップボードの中にはLED照明を埋め込んで、ドアの隙間から光が漏れてくるという。
僕は「左右対称」は実生活の中ではあまり機能的では無いことが多いと思ってますし、基本的にはデザイン的にも好きじゃないんですけど、この左右対称の配置は中々良いと思います。
カップボードの中の照明はこんな感じになってるらしいです。
棚の一番奥側にLEDを取り付けて、カップボードの背面に穴を開けて配線を取り回すだけ、という、やり方を知ってしまえば非常に簡単な作りをしてます。
LEDなので消費電力も発熱量も少ないと思いますから、ちょっと照明があたりづらかったりして中が薄暗くなってしまう棚なんかは、この方式でLED照明を取り付けて、常にONにしておいたら、インテリア的にも実機能的にもGOODかもしれません。
と、ここまで書いてから知ったんですが、この照明類、全部IKEAものなんだそうな…。
ちょっと古いので、今の取り扱いラインナップには無いと思いますが(似たようなものは後継で出てると思います)、それぞれご紹介しておきます。
・ダイニングテーブルの上の照明
 GLIMTという、調光機能付きの照明です。
・カップボードの上のクリップランプ
 ISFALLというスポットライトです。
・カップボードの中に埋め込んだLED
 TRETTIOENというLED照明で、棒状にLEDが並んで取り付けてあるタイプのものです。
そういえば、確かにIKEAの照明ってラインナップ豊富ですよね。
電球は買ったことがありましたが、照明自体はあんまり買ったことが無かったので、目からウロコな気持ちです(そういえば、SUNNANという、太陽電池のLEDスタンドは買ったことがありました。コレも2,500円位だった割には、明るくて蓄電性能も中々良くて、コードレスなのでどこにでも持って行けて、と重宝してます)。
ま、IKEAの照明が思ったよりも可愛らしい、というのは確かにそうかも知れませんが、このポイントの高さはやはりその使い方かな、と。
ダイニング全体を大きな照明1つ2つで賄ってしまっていては、この感じは出せないと思いますね。
最初この写真のダイニングを見た時、「小さな子供さんがいる家庭では中々こうは思い切れないかな」、と思ったんですが、よく考えてみれば、中央にぶら下げている照明は調光機能付きなわけで、明るくしたければ明るくできるわけです。
なので、いつもは普通の明るさで使っておいて、リラックスした雰囲気でのんびりしたい時には、調光機能を使ってメインの明かりのトーンを落として、間接照明を追加して使えば良いと。
これって、この雰囲気をDIYなどで自分で作りこんでいく際のポイントとしても同じあたりがポイントになってくると思いますね。
つまり、メインの照明は可愛らしく且つ調光機能付きのものを吟味して入れておいて、サブの間接照明をちょっとづつ考えて気に入ったものを選んで入れていく、というやり方で、十分このダイニングの雰囲気は実現できるのかな、と。
勉強させて頂きました。
Photo ©A.J. Kandy