内装や雰囲気」カテゴリーアーカイブ

天窓と丸窓と本棚のある屋根裏部屋



この屋根裏部屋、ちょっとやり過ぎな位に雰囲気が出ちゃってると思います。

「どうせ家を建てるなら、この位思い切ってしまった方が良い」というお手本の様な部屋です。
天窓を一つでなく思い切って二つ並べてしまっているも、ものすごい良いアクセントになっていると思いますし、中々見かける事が無い丸い窓もすごく良い感じです。
大きな本棚を沢山据え付けてるのも良いですね。
雑多な感じのある部屋ですけれども、とても落ち着いて寛げそうです。
窓が重要な要素になっているので、当然と言えば当然なんですが、こういう雰囲気って、家を建ててから内装だけでどうにかしようと思っても、中々出せないと思います。
海外の場合にはよくわかりませんが、日本の場合、建築の申請を出すタイミングで窓の大きさ、位置等を確定させなければいけません。
つまり、建てる段階よりももっと前、「どういう家を建てるかな」と考えている段階、設計の段階で、かなり具体的なイメージを持っていないと、こういった雰囲気は出せない、ということです。
家を建てる前にこういった写真を沢山見ておきたかったな、と思いますね。
Photo ©ooh_food

一人掛けのソファーのある書斎



書斎というより、趣味の部屋、という感じでしょうか。

ちょっと棚が少ないですかね。この位だと、本当に頻繁に使う本くらしいか収納できなさそうです。別途、本棚と、年度をまたがって保存しておきたい書類とかそういった物を入れておくキャビネットが必要そうですで。
この書斎で何が良いと思ったかというと、それは、「一人掛けのソファ」があるところです。
一人掛けのソファって、「純粋に座って寛ぐための家具」な感じがして大好きです。
デスク向かって何かの作業をずっとして来て、「一息入れたい」というときに、椅子の上ではどうしてもゆっくりする事ができません。
「机と椅子」の組み合わせは、PCに向かったり、書き物をしたりするのには適していますが、ゆっくり本を読んだり、音楽を聞きながら一休みしたりするのには全然適していない訳です。
二人掛け、三人掛けのソファだと、どうしても横になってみたくなってしまったりしますが、一人掛けののソファはそういう事もありません。
「書斎」という「作業空間」に、「一人掛けのソファ」という「寛ぎの設備」を導入すると、一つのスペースに2つの味付けができます。とても良いアイディアだと思いますね。
Photo ©BenjaminThompson