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ソファベッドのあるコンパクトなリビング



コンパクト、というほど狭くは無いかもしれませんが。

このリビング、開放感はありませんが、とても落ち着きそうです。
座り易そうな一人掛けソファとソファベッド、テーブルを置いてあるだけのコンパクトなスペースですが、すぐに手が届くこのエリアの中に、寛ぐための設備が凝縮されている感じです。
ソファベッドも重要なポイントだと思いますね。単なるソファではなく、寝ようと思ったらしっかり寝られる様な、奥行きのあるソファベッドを配しているからこそ、このスペースの懐が更に広くなっている様に思います。
家族でのんびりするのに開放感は要らないかなと(あくまで個人的感想です)。
Photo ©Markus Bollingmo

天窓のある独立したキッチン



最近、ダイニングとつながった空間に対面式のカウンターを配したタイプのキッチンをよく見る気がしますが、こういったクローズドな(というか、従来的な)、独立したスペースのキッチン、というのも魅力的だと思います。

こちらがキッチンのスペースです。
奥に天窓があることで、独立したクローズドなエリアながらも、開放感のある空間になっています。
こちらがダイニングエリアになります。
ダイニングとキッチンが一続きの空間になっていると、料理を出したり食器を片付けたり、という作業はし易くなります。
しかし一方で、キッチンという「作業スペース」がそのままダイニングとつながっていることで、「片付け前の調理器具や食器類がダイニングから視界に入ってくることが嫌」と感じる方がいるのも確かです。日本でも昔は台所は食卓とは別のスペースになっているのが普通でしたし。
また、ダイニングとキッチンを一つの空間として確保することが、建物の構造やレイアウト上の制約とぶつかってしまうこともあります。
そういった色々なことを考えてみると、キッチンはキッチン、ダイニングはダイニングとして、それぞれを別個の空間にしてしまう、という従来ながらのレイアウトも、相応のメリットがある訳です。
独立したキッチン、奥に天窓。このキッチン、中々良いキッチンだと思います。
Photo ©rogue-designs