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3倍楽しめる暖炉 – ガラス張りのシースルー暖炉



暖炉というのは、前面に耐熱ガラスの扉がついていたりいなかったりしますが、側面や背面は、耐熱レンガ等で囲われているものだと思ってました。

色々な暖炉ご紹介シリーズ、第十七弾はこちらです。
こちらの暖炉、左右も耐熱ガラスになってまして、シースルーなんです。
暖炉の内部の温度が中々上がらなくて困る、ということはあるかもしれません。でも、左右のガラスからも遠赤外線で輻射熱が出そうですので、正面だけでなく左右にいても暖かそうです。
何よりも、暖炉の正面にいなくても炎を楽しむ事ができます。これは大きいですね。
奥のソファに座っていても、手前側のエリアにいても、暖炉を眺める事ができます。普通の暖炉が、正面60°位の範囲からしか楽しめないとして、こちらの暖炉は実に180°のエリアをカバーする訳で、「3倍楽しめる暖炉」と言っていいのでは無いかと・・・。
ひねりも何も無いつまらないネーミングですいません・・・。
Photo ©Mirage floors

副スペースとしてのアイランドキッチン



単なる好みの問題でもあるのかもしれませんが、コレは僕の経験からのお話です。

キッチンにアイランドキッチン的なテーブルを導入する際に重要視するべきことは、「主作業スペース」と「副作業スペース」の関係を整理することだと思います。
人間、「横の並行移動」と「後ろに向くという回転運動」のどちらがし易いかと言えば、(ココこそが好みの問題なのかもしれませんが)横の並行移動の方が数倍し易い訳です。
なので、一番頻繁に作業をする場所(コンロ等の調理系、流し等)を、並行移動できる場所にまとめておくこと重要です。そして、その周辺に、できるだけ大きな作業スペース、キッチンの中で一番広い作業スペースを確保する様にしましょう。
アイランドキッチンを導入するときに、この原則を忘れてしまうと、何かをするときにいちいち後ろに向かなければ行けない、という事態が発生します。
この写真のアイランドキッチンはその原則を守れていると思います。
「アイランドキッチン的な作業スペースを入れたい」と思ったときに、アイランド側にそれほど大きなスペースが確保できなった訳です。そこで潔くアイランド側を「副」のスペースにしています。
こういったケースで間違えてアイランド側に「頻繁に行なう作業(調理や洗い物)」の機能をまとめてしまったり、「頻繁に行う作業」の機能を、「主(奥のキッチン)」と「副(アイランド)」の2カ所に分けてしまったりすると、日々の作業に「後ろを向く」という作業が入り込んで来て煩わしくなります。
メーカー既製のユニットものを入れるのであれば、大抵は大丈夫だと思いますが、作り付け、既製品の組み合わせやカスタマイズをするときには気をつけてみて下さい。
Photo ©litlnemo