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【贅沢過ぎ】全部入り屋外ダイニング・キッチン



人間って、ホント贅沢ですよね…。

どういう人生を送ってくると、こんなバルコニーを作ろうとか考えちゃうんでしょうか…。
バルコニーというか、コレはもうほぼダイニング・キッチンと言ってしまっても良いのでは無いかと。
15畳はあろうかというバルコニースペースに、日本のソコイラのお宅のキッチンよりも立派かも知れないくらいのBBQグリル付きのコンロ、アンティークのテーブルとチェアとは別にオットマン付きの座り心地の良さそうなモダンなロッキングチェアも用意されてたりします。
手前に写り込んでいるのはバイオエタノール系の暖炉ですかね…。
1枚目の写真、よく見ると壁に液晶テレビが取り付けてあったりして…。
すぐ隣りのリビングに立派なテレビがあるんだから、コレを動かせるようにして使い回せばいいと思うんですけど…。
当然といえば当然ですが、屋内側も普通にこんな感じ。
別にわざわざバルコニーに出なくても良いのでは?と思わせられそうなリビングですが、このBBQグリルで色んな物を焼きつつ、昼間っからワインとか飲んだりするんでしょうね…。
正直言って、リビングは狭めでも良いので、このバルコニーだけでも欲しいくらいです…。

空間を光と風が駆け抜けるスリットの家



ここ、風が吹くときっと気持ち良いでしょうね。
コチラ、ベトナム ホーチミンのa21という建築事務所が建てた建物なんですが、かなり面白い作りをしてます。
3階建ての建物の屋根から1階まで随所に木製の格子状のスリットが使われていて、建物全体に上からの日光が差し込んで、風が吹き抜けるようになってるんです。
逆側のエリアにも同様にスリットが作りこまれていて、家全体がスリットでつながった空間になっています。
家具とかを置くときには、隙間に足が落ちないようにちょっと注意が必要かも知れませんね。
当然日光だけでなく照明も透過していくので、ライティングによってスリットの隙間から漏れ出る独特の雰囲気を作り出たりするのも面白そうです。
雨季と乾季があるとはいえ、最も涼しい12月の換気でも最低気温が15度程度までしか下がらない常夏の気候のホーチミンだからこそ、この作りがマッチするわけで、最高気温40度/湿度70%/不快指数100%というような雨季にこのスリット通って家中を駆け抜ける風は何物にも代えがたい素晴らしい爽快感をもたらしてくれるのかなと。
仮にこのアイディアを日本にそのまま持って来ても、夏は冷房要らずの快適な空間になってくれそうな気がします。
ただし冬は相当厳しいことになりますかね…。
スリット部を必要に応じて開閉できるようなアイディアと組み合わせることが出来たら、日本の四季の変遷と上手にマッチする面白いお家が作れそうな気がします。
( via Design rulz )