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シナ共芯合板の丸いティーテーブルと椅子



こちらの丸いティーテーブルと椅子のセット、かなりいい感じです。

材質はシナ共芯合板だそうですが、この合板、切り口が綺麗なので、コレを縦にいくつも並べると、独特の雰囲気が出ていいですね。
真っ直ぐな合板を少しずつずらして組んで、テーブルと椅子の曲面を作っているところも面白いと思います。
しかも、丸い背もたれですので、座り心地的にも期待できるところが有りそうです。
こちら、大岡山建築設計研究所のアルマジロという作品なんですが、商品として販売されているものでは無い様です。
クリエイティブ・コモンズライセンスで提供されていた写真はこちらの写真だけなので、他の写真がこのサイトに掲載できないんですが、このテーブルとイス2脚、使わないときには、2つの椅子がテーブルの両脇にぴったりとはまって、一塊の円柱状になるんです。
上記の写真をちょっと見ただけでは、どう考えても、組み合わせようとすると、テーブルのヘリと椅子の背もたれ、2つの椅子の座面同士がぶつかってしまう様に見えるんですが、更に良く見ていくと、それぞれの合板の間の隙間に、相手方の合板がぴったりと収まって、最終的に一つの円柱になる様に設計されていることがわかります(説明がわかりづらくてすいません)。
こちらの椅子が「面白いな」と思った方は、大岡山建築設計研究所blogの方に、組み合わせた円柱状態の写真もありますので、是非そちらもご覧になってみていただきたいと思います。
正直言って、このテーブルと椅子のセット、僕のウチに欲しいんですけど・・・。
Photo ©.ad photo

吹き抜けの上の天窓



この一画、ものすごくいい雰囲気だな、と思いまして。

RC構造のガシッとした躯体の奥に吹き抜けを作って、その吹き抜けの上には天窓を入れて、というギャップが素晴らしく良い感じです。
と思って、なんとなく見ていたら、なんとこちら、安藤忠雄先生の作品だそうで・・・。
素人が「素晴らしい」とか言っている場合ではなかったです・・・。すいません。
周囲をコンクリートで囲っておいて、奥側にこんなスペースを作られると、奥にどんどんと引き込まれて行きそうな気がします(素人なもので、当然何もわかってないんですが)。
Tadao Ando+Weil am Rheinがデザインした、スイスのVitra社のカンファレンスルームの一部なんですが、このRC造の薄暗い落ち着いた雰囲気と天窓からの自然光の組み合わせ、実際にここの椅子に座って寛ぐのって、どんな感じなんですかね。
こういうのを見ると、この部分、この雰囲気だけでも、自宅の中に取り込んだら面白そうだな、と思うんですが、やっぱり一部だけ真似してみてもダメなものなんですかね。
このレベルの素晴らしさだったら、真似しただけでも相当良い雰囲気になりそうな気がしますが。
Photo ©Wojtek Gurak