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【作り次第で制約回避】背の高い作り付けの巨大本棚



こういう作り付けの本棚、良いですよね。
こちら、数年前のミラノ・サローネで開かれた国際家具見本市に出展されていた家具の1つなんですが、何だかとっても良い感じじゃ無いですか?
横幅はせいぜい3m程度といったトコロでそれほど「巨大」という感じではありませんが、逆に高さが相当あるので、かなり収納力は高そうです。
壁面一杯に作り付けられた巨大本棚、せっかく家を建てるなら、本好きとしてはリビング・ダイニングの一画に思い切ってドーンといっちゃってみたいモンですが、別の家具との配置の兼ね合いや、当然通路になるスペースも必要だったりして、実際に作れる場所を見つけるのは結構難しいのでは無いかと…。
でも、この写真の本棚のように棚の中をくぐって通れるような作りにすると、通路にあたる部分の周辺でも作ることができるので、さまざまな制約をかなり柔軟に回避できるのかなと。
当然家に合わせたカスタムメイドというコトになりますが、きちんとした工務店さんだったら、家を設計する段階で予めお願いしておけばこのくらいの本棚難なく作ってくれちゃうのでは無いかと思います。
コレからお家を建てる方、もう一度よ〜く図面を見回してみたら、こんな本棚が作れる場所が見つかっちゃうかも…?
( via Decorablog )

【直床という選択肢】屋外空間と座るための設備



この写真見てて思ったんですけど…。

(このテラスには、座るための設備がありますけどね…)
今までこのサイトでは、「庭やテラスには座るための設備が必要だ」的な話をずっとして来ました。
確かに、自宅の庭やテラスとはいえ地べたに直に座るのには大抵の方は抵抗感があると思います。
なので、座り心地の良い椅子やソファなんかが1つ用意してあると屋外空間の居住性がグッと上がるのは間違い無いと思うんですが、ソレって結局のところは屋外空間の屋内化とも言えるわけで、せっかくの「屋外感」が弱まっちゃうというという面があるのも否めないかなと。
ましてや、ちょっと落ち着かない感じ固い木のベンチに座るくらいだったら、床に直に胡座とかかいた方がずっと落ち着いて気分が良いような気もするんですよね。
肌触りの良いマットレスかゴザ的なものでも敷いて、中央にはちゃぶ台的なモノを置いて、そのまんま床に座っちゃうというのもアリかなと。
敷物はなるべく大きい方が良いですね。
目線が極限まで低いですし、地面にそのまま座っているという感覚が、他では得ようの無い安心感を与えてくれると思うんですよね。
で、心身ともにリラックス度が高まってきたら、おもむろにごろりと横になってみたりして。
椅子やソファを用意するのも悪くないとは思うんですけれど、「直床」は、それとは一味違う空間を楽しめる選択肢なのでは無いかと。
ざっくりとしたプレーンなラグなんかが良いのかも。
( via EL MUEBLE)