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【模様替えの選択肢にも】超コンパクトなワークスペース



ちょうど数日前、どこかで、「ゆったりとした書斎/ワークスペースや、座り心地の良いワークデスク/チェアは、そこに身をおく人の慢心や不誠実な行動につながる可能性がある」的な記事を目にしたんですが…。

だったらいっそ、こんな感じでも良いのかも。
かなり、というか、正直言ってほぼ限界に近いくらいコンパクトなワークスペースですが、デスクの上にはPCを置きつつ脇で書き物ができるくらいのスペースがありますし、長期保管が必要な大切な書類くらいは収めておけそうな収納スペースもあります。
自宅で仕事をしていて毎日このワークスペースに向かうという方には流石にちょっと厳しいかもしれませんが、たま?に家で持ち帰り仕事をする程度の方は、このくらいのスペースでも十分かもしれませんよね。
落ち着いて籠もれる環境ではない分、短期集中型で一気に仕事を片付けてしまおうとう感じになるかも知れませんし。
とはいえ、「現実的な話として、もうちょっとスペースが欲しいな」という方には、こんなパターンもあります。
家族皆のコート、傘、靴くらいが収めておけそうなクローゼットの扉を開くと、ソコが書斎になっているという…。
コレも「篭る」には程遠いとは思いますけれど、作業スペースとしても収納スペースとしても「必要にして十分」くらいの大きさはあるかなと。
結局は考え方1つということなんでしょうが、こういうアイディア、上手に使えば省スペースというメリットだけじゃなくて模様替えなどの時にも役立ってくれそうな気がします。
家を建てるときに、「クローゼットや収納スペースとワークスペースを入れ替え/転換する」というアイディアを予め引出しに入れた上での設計をしておけたら、将来的なスペースの配置転換時の選択肢や自由度が格段に増やせるかも。
( via bobvila )

【屋外空間の居住性】半分張り出したテラスの上の屋根



半屋外の居住空間であるテラスとベランダとバルコニー、ケースバイケースで微妙に呼び方が異なったりすることもあるようですが、1階にある場合には、屋根付きがベランダ、屋根無しがテラスというコトで概ね共通認識が得られているのかなと。

では、こういうのは何と言うんでしょうかね…?
ベランダという感じじゃ無いですから、テラスということになるんでしょうかね。
庭やテラスの上部にしっかりとした屋根を作った場合、屋根があれば日ざしも雨も遮ることができるわけで、居住空間の一部として見た場合には相応の(相当の)メリットが享受できます。
その反面、当然のことながら「開放感」「屋外感」はその分損なわれてしまいますが…。
とはいえ、逆に全く屋根が無い空間だとしたら、雨の多い季節、梅雨時なんかは全くもって外に出る気にならないでしょうし、ソレを過ぎて夏到来以後は10月近くまで激しく照りつける日ざしに苦しめられるコトになります。
そういう意味では、ちょっとした屋根的なものがあるだけで、1年のうちの1/3から半分近くの期間、屋外空間が「使い易く」なるわけで、やはり屋根またはソレに準ずるような設備の存在というのは大きいのかなと。
このお宅はスペインのお宅ですので当然日本の建築基準法は関係無いわけですが、少なくとも日本の家屋の場合は、屋根があれば当然ソコは床面積としてカウントされる範囲に含まれるわけで、屋根の無いテラスにするか屋根のあるベランダにするかという選択は、ココらへんとの兼ね合いにも左右されることになります。
そういった点も含めて、こんな感じに全体のうちのある一部の空間だけを覆うような屋根を作るというのは、それらの色々な問題を上手にバランシングしてくれる折衷案的なプランとなり得るのでは無いかと。
コレほど立派な屋根でなくて、1mちょいくらい張り出した屋根や庇があるだけでも、テラスを利用できる日は大幅に増えると思いますし、テラスの使い勝手も大幅に改善すると思うんですよね。
完全な雨ざらしという訳ではありませんから、雨に濡らしたくないようなモノも多少は置いておけるようになりますしね。
そういわれて改めて見てみると、伝統的な日本家屋の庇って、見た目は違いますけれどこの建物の屋根とイメージ的にかなり重なるものがある気がします。
現代風の建物でも、テラスに面した部分にこんな感じの屋根を作ってみたら意外なほどに建物や住む人のライフスタイルにマッチしてくれるのでは無いかと。
( via MICASA )