【光と影で遊ぶ】全てが継ぎ目なく白く塗られた室内



こういう純白のインテリアって、やっぱ良いですね。

継ぎ目なく漆喰とペンキで塗られたダイニング・キッチン

こちら、デンマークの建築事務所  NORM Architects の手がけたお宅なんですが、隙間なく白く塗り込められて一体につながった床と壁面と天井の醸す雰囲気が、最高に良い感じかなと。

 

天窓から室内に落ち込む日光が作り出す、光と影。

純白の室内に天窓から差し込む光

ベッドルームはこんな感じ。

純白のベッドルームに天窓から差し込む光

 

暖かみを感じさせられる系統の色の照明と、自然な日の光の組み合わせも良いですね〜。

真っ白なキッチンの中で混ざり合う照明の灯りと日光

 

至るところがニッチ状に彫り込まれてたりして。

階段脇に彫り込まれたニッチ

こういう部分に浮かぶ影も、それぞれ雰囲気があって良いですよね。

ちなみに、手前の床に見えている黒い四角は階段でして…。

地下のワインセラーへと降りる階段

降りて行くと…。

地下にはワインセラーがあったりして。

地下のワインセラー

コレも良いですね〜。

 

天井も壁も床も全てが白く塗られた家なんて、手間は掛かりそうだし汚れそうだしで、何かと大変そうな気もしますけれど、この質感、表面にあたる光とそこに浮かぶ影には、やはり独特の良さがあるかなと。

将来もう一度家を建てたり、家のリフォームを大規模に行うことがあったら、こんな感じのインテリアを目指してみるのも良いかも。そのときには、是非地下にワインセラーも作ってみたいものです。

( via archnew )

【コンパクトでも幅広く】2つのドアから出られるテラス



このテラスの感じ、良いですね〜。

屋外家具のあるコンパクトなテラス

幅はせいぜい2mといったところでしょうか。

細長くて、この上なくコンパクトな感じのテラスですが、こんな感じに、ベンチとテーブルの屋外家具のセットでも置いておけば、休日に家族でちょっとお茶をしたりして寛ぐくらいの空間としては十分かなと。

関係無いですけれど、この家具、IKEAものっぽいですね。APPLAROというシリーズのものじゃないかと思います。何で分かるかと言いますと…。ウチのテラスでも使ってるからです。

買ったのはもう5年くらい前の話なので、細かいところは覚えてませんけど、確か1万円しないくらいだったような。1年〜1年半に1度くらいのペースでキシラデコールを塗ったりしてはいますけれど、基本雨ざらしで放置してまして、今のところ全然傷んでも来てないし、結構良い買い物だったと思います。

話が脱線しました…。

 

このテラス、この開放的で居心地が良さそうな雰囲気だけでも十分に素晴らしい感じなんですけど、他にも良いなと思うところがありまして。

こちら、このお宅の図面なんですが、ちょっと御覧いただけますでしょうか。

リビングと寝室、両方から出られるコンパクトなテラスのある家の間取り図

右側に見える、縦に細長いのが、こちらのテラス。

先ほどのベンチ以外に、テーブルと椅子のセットがもう1つありまして、屋外ダイニング的にも楽しめちゃえるようになってますね。

これも良い感じのポイントの1つだとは思いますけれど、僕がこのテラスを「良いな」と思った一番のポイントは、そこじゃ無いんです。

 

こちらのテラス、リビングと寝室、2つのエリアから出入りができるようになってるんです。

コレは相当ポイント高いですね〜。

この作りだと、「日中帯にリビングから出入りする」という動線は当然のこととして、「夜、寝る前に、寝室からちょっと出て夕涼み/夜空を見ながら晩酌」みたいなことも出来ますし、「朝起きて、外の空気を吸いながら歯磨き→そのままテラス経由でリビング・ダイニングへ」みたいなこともできちゃうわけで、テラスの活用シーンも各段に増えますし、サブの生活動線としても使えるという、一石三鳥的な良さがあるかなと。

コンパクトなテラスをリビング側から見る

コンパクトなテラスを寝室側から見る

 

それほど広くないコンパクトなテラスでも、実際に住む人の使いやすさを考えたレイアウトを意識することで、日々の生活の中で大きな役割を果たしてくれる素晴らしい空間に十分に成りうると思うんですよね〜。

これから自宅を建てる予定の方、そして、テラスを作ろうかなとお考えの方、レイアウトの話もありますので必ずしも参考にできる部分ばかりでは無いかも知れませんけれど、こんな感じの、複数箇所から出入りできるテラスも検討候補の1つに含めてみてはいかがでしょうか?

( via micasa )