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【一点豪華主義】ロフトのラウンジ付きのベッドルーム



自宅のベッドルームがこんなだったら良いですね〜。

ロフトのラウンジ付きのベッドルーム

バスルーム付きのゆったりとしたフロアの上には、ロフトのラウンジ的なスペースが。

ロフトのラウンジ付きのベッドルーム2

 

そして、振り返ると、壁には暖炉まで埋め込んであったりします。

暖炉付きのベッドルーム

寝室にここまで豪華なスペースが作ってあったら、正直いってリビングとか無くても大丈夫かも。あとダイニング・キッチンがあれば十分です。

 

実はコチラのお部屋、住宅ではなくてホテルでして。ギリシャ イピロスのMIKRO PAPIGO 1700というホテルのスイートのお部屋の中の写真なんです。

他にも、こんなお部屋とか、

ロフトのラウンジ付きのベッドルーム3

 

下がラウンジ、ロフトの上がベッドルーム、というパターンもあります。

下がラウンジスペースになったロフトのベッドルーム

良いですね〜。

 

ホントにこんなベッドルームのあるお宅に住んでいる方も世の中にはいらっしゃるんでしょうが、一般庶民の感覚からすると、ちょっと現実離れしてるレベルですかね?

でも、一点豪華主義で、家の中にどこか一箇所、最高に素敵なスペースを作り込むとしたら、家族皆で常に過ごすリビング・ダイニングを、という選択肢もありですが、ベッドルームをこんな風にしてみるというのもありかもしれませんよね。

 

この作りだったら、ちょっと手を入れれば、将来必要に応じて、子供部屋2つ+バスルーム、という風にリフォームすることも可能そうですしね。

こういう発想、あまりにも貧乏臭くて、我ながらちょっとイヤになります……。

( via MIKRO PAPIGO 1700 HOTEL AND SPA )

【階段の影響力】ロフトのベッドルームの上の小スペース



このロフトのベッドルームに作られた階段、何だかちょっと面白くないですか?

急な階段の上のロフトのあるベッドルーム

階段で接続されたフロア同士というのも立体的に隣接した空間なわけで、「どこにどんな階段を作るか」というのは、各フロアのつながり方や動線を決定する重要な問題であり、また、スペースやコストといった面から考えても、階段というのは、通常はそれなりの必要性があって作られるものなわけです。

ところがこの階段、上ってもどこに行けるというわけでも無く、上にはただの物置的なスペースがあるだけという。

だったら何もわざわざ階段なんか作らずに、必要なときに梯子でも掛けて上ればそれで十分事足りてしまう気もしますが、そこに敢えてしっかりとした階段を作ることで、階段の上部は単なる物置でなく1つのフロアになり、ベッドの置かれたメインのフロアと階段上のフロアは、しっかりとつながった一続きの空間になってくれてますよね。

このカッチリとスカスカのギャップ感というか、真面目に一生懸命無駄遣いしているような感じが、ちょっと面白いかなと。

急な階段の上のベッドルームの収納エリア

この写真を発見した同じページで、他にも色々と階段が紹介されていたんですけれど、階段って面白いですよね。

 

リビングのど真ん中に配置された、4段割の踊り場のない回り階段。まるで公園にある滑り台のようです…。

中央に急傾斜に上階へと吸い上げる階段のあるリビング

でも、これだけ急勾配できつく捻り上げてあるからこそ、下には予想以上にゆったりとしたワークスペースも作れますし、リビングのど真ん中に階段を配置しても、その存在をあまり感じさせられないでいられるのかなと(ちょっと危険な気はしますが……)。

 

逆に勾配を少し緩くすると、心地よい存在感を発揮してくれて、コレもまた、リビングのど真ん中にあっても違和感無く受け入れられる感じになってくれるかなと。

緩やかに上階へと誘う階段のあるリビング

いっそのこともっと勾配を緩くして、ちょっと腰掛けて本でも読みたくなるようなスペースにしてしまうというのもありかも。

 

こうやって階段にクローズアップして、階段の果たす役割や周囲に与える様々な影響について色々と考えてみるのって、それだけで家のプランをいくつでも考えられちゃうくらいの、結構面白いテーマな気がするんですけれど。

( via PIKCELLS )