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【省スペースで省時間】DIYのドロワー式洗濯乾燥ラック



これ、なんだかお分かりになりますでしょうか?

引き出し式の洗濯物乾燥ラック

サーバーラックのキーボードテーブルのような引き出し式の台に、ネットが張ってあります。

 

実はこれ、引き出し式の洗濯物乾燥用のラックなんです。

引き出し式の洗濯物乾燥ラックで服を乾かす

 

こちら、アメリカに住むデビーさんという、4人の子供を産み育てたお母様が、DIYでイチから作っちゃったものなんだそうで。

 

材料も作りも結構シンプル。

塩ビ樹脂のパイプと、

PVC塩ビ樹脂パイプ

強度を出したかったらイレクターとかを使っても良いかもしれませんけれど、ちょっと重いかも?

L字のジョイントも。

PVC塩ビ樹脂パイプのL字ジョイント

 

ランドリー用のメッシュのネット。

ランドリーメッシュのネット

 

そして、マウント用のレール。

横に取り付けるタイプのレールマウント

このレールについては、デビーさんが熱く語ってたんですけれど、「他のものは安いものを選べば良いけれど、レールだけはちゃんとしたものにしなきゃダメよ」とのことで。

何でも、L字型の下から支えるタイプのモノはダメなんだそうで、横から取り付ける、そしてできるだけスムーズに動くタイプのモノを選ぶ必要があるんだそうです。

下から支えるタイプのL字型のレールマウント

レールマウントは、下から支えるタイプじゃなくて、横に取り付けるタイプで

 

材料はこれだけです。

そしてまず、パイプを組みまして、

PVC塩ビ樹脂パイプで四角いフレームを作る

当然のことながら、パイプは、予めドロワーを収納するスペースのサイズを測っておいて、それに合わせてピッタリとカットしておく必要があります。

 

そこに、ランドリー用のメッシュのネットを張ります。

PVC塩ビ樹脂パイプ作った四角いフレームにランドリーメッシュのネットを張る

 

レールの位置を合わせて、

PVC塩ビ樹脂パイプ作った四角いフレームにネットを張ってレール位置をあわせる

 

レールを取り付け。

PVC塩ビ樹脂パイプ作った四角いフレームにネットを張ってレールを取り付ける

 

ドロワーを取り付ける壁にも、受け側のレールを取り付けます。

壁のサイドにレールマウントを取り付ける

 

これにて完成。

引き出し式の洗濯物乾燥ラックで服を乾かす

思ったよりもかなり簡単に出来上がっちゃいそうですね。

 

でも、シャツとかワンピースとかを干すのには、あんまり効率が良く無さそうな感じで、ちょっと向いてないかも……? 靴下とかハンカチとか、いちいち洗濯バサミで留めて干すような小物類をズラッと並べて干したりするのには便利そうな気がしますけどね。最下段は、フレームをラダー状に組んでおいて、ハンガーを引っ掛けられるようにしておけば、Tシャツとかを干すのにも使えそうです。

奥に小さな扇風機でも置いて、常に風を通せるようにしておけば、雨の日に室内に洗濯物を干す際にも、小さなスペースで邪魔にならずに室内干しができますし、お出かけ前の忙しいときとかでも、洗濯機から出した洗濯物をザーッと並べて扇風機を付けて出かけるだけで、生乾きも防止できちゃったりして、これはかなり良いアイディアかも。

ランドリーエリアにおいてあるワイヤーフレームのラックの中を2段分くらい使って、こんな感じの小物乾燥用の専用エリアを作っておくと、結構便利に使えそうな気がします。

( via Me and My DIY )

【心地の良い薄暗さ】低めの掃き出し窓のあるバスルーム



こちらのバスルーム、窓の作りが面白くて良い感じかなということで、ちょっとご紹介させて頂きたいと思います。

低い掃き出し窓のあるロフトのバスルーム

160cmくらいでしょうか。極端に低いというわけでも無いんですが、微妙に背が低い掃き出し窓が、バスルーム全体の重心を下げて、落ち着きのある心地良い雰囲気にしてくれているかなと。

 

高い窓を作ればそれだけ室内は明るくなりますし、逆に、この程度でも低めにすることで、奥まで差し込んでくる光の量は随分と少なくなります。

「明るくて開放的な◯◯」みたいなものには無条件にポジティブな印象があったりもしますけれど、家の中には色々な空間が必要なわけで、それほど明るさを必要としない場所は、こういった窓で採光をコントロールして、ほんの少し薄暗い感じに持っていくというのも良いですよね。

 

この窓、何となくですが、茶室の入り口の「にじり口」にも似た感じがあるような……。

にじり口というのは、あの作りにすることによって、位の高い武士であっても茶室に入る際には必ず頭を下げなければならなかったり、帯刀したままでは入れないようにしたり、ということになり、そのことが、身分に寄らない平等な関係、その先にある、茶室の中だけで生まれる亭主と客人との特別な関係のようなものを演出するという意図があってのものらしいですけれど、建物の作り自体からも、ある種の包まれ感のようなものを持つ特別な空間を作り出す、という意図もあったのではないかという気がします。

 

内部に置かれたバスタブと壁面には、大きな鏡がはられています。

低い掃き出し窓と大きな鏡のあるロフトのバスルーム

 

外部からの侵入口を小さく絞っておいて、一方で、内部側はできるだけ拡げていくというこの組み合わせ、バスルームを、独特の心地良さのあるリラックス空間にしてくれそうで、なかなか面白いのでは無いかと。

( via ikgabouwen.knack.be )