こちらのお宅のダイニング・キッチン、ちょっといい感じだなと思ったのでご紹介させていただきたいと思います。
幅約4m×奥行き5m、30畳以上もの広さのある大空間のダイニング・キッチンの中央には、幅3m以上、大人4人が横に並んで食事をすることもできる、ゆったりとしたアイランドカウンター。
当然こことは別に、手前のエリアにメインのダイニングスペースも作り込んであります。
側面の壁は一面造作の本棚と収納。ダイニング・キッチンにこのくらい余裕のある本棚があると、お料理関係の本なんかもいろいろと置いておけて便利そうですよね。
キッチンエリアの奥の壁面には、大物調理器具専用の収納スペースが。
こういう調理器具類って、かなり嵩張る割りには必ずしも毎日使うわけでもなかったりして、だからといってキッチンから離れた場所にしまいこんだりすると途端に使い勝手も悪くなりますし、結構扱いに困ったりするんですよね。その点こんな感じに、キッチンの一画にまとめて収めておけるようになっていると、使いたいときにサッと出して使って、使い終わったらまたすぐに定位置に戻して、という感じて使えて宜しいのではないかと。
逆サイドの冷蔵庫とオーブンの間には、こんな感じの調味料専用の収納棚が作り込まれてたりもします。
このくらい収納が充実してると、何をするのもやりすいでしょうね。
元のスペースが30畳以上という恵まれた環境だからこそ、こんな感じにかなり余裕を持った収納を作れるわけですけれど、キッチンというのは毎日何時間もの間、作業を行う場所であり、そして各種の道具類を収めておく収納場所でもあるわけで、作業スペースと収納にはできるかぎり余裕を持たせて理想的な形で収めておけるようにしておきたいですよね。
「広々したリビング」も当然良いとは思いますけれど、もしも各種のエリアに割り当てるスペースにそこまで余裕がない、という場合には、もしかすると、「こじんまりとした、ほどほどに居心地のよい小さなリビング」と「広々として使い勝手の良いダイニング・キッチン」の組み合わせというのも選択肢としてはありなのではないかと。
まあ、ホントは、「どのエリアも広々と余裕のあるリビング・ダイニング・キッチン」が一番いいとは思うんですが、世の中、そうそう上手く行くことばかりじゃないですしね…。
( via BUNKER WORKSHOP )
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【パントリーとしても使えちゃう】キッチンの床に埋め込まれた螺旋階段状の巨大ワインセラー
こういうの、ちょっと面白くて良いですよね。
一見なんの変哲もないキッチン。
実は、冷蔵庫の前の床の下には、こんな感じのワインセラーが埋め込まれてたりして。
こちらのワインセラー、イギリスのSpiral Cellarsという会社のものなんですが、床の下は螺旋階段状の収納スペースになってまして、その深さは見た目から想像されるよりもはるかに深く、2m以上もあるんだそうで。
こんなのもあります。
ダイニングの床にポッカリと口を開けた、ガラスドアの床下ワインセラー。
内部には数百本〜千本以上のワインを保存しておけるようになってるんだそうです。
まあ、多くの日本のご家庭の皆様におかれましては、ご自宅に千本のワインを保存しておけるスペースは必要ないかとは思いますけれど、各種食料品の保存スペース、パントリー的な使い方を兼ねても使えますから、実際にあったらかなり重宝しそうかなと。
お酒のお供、おつまみの類や利用頻度低めのスパイス・調味料類なんかはもとより、野菜類なんかも入れておけそうです。
大人の身長よりも深いわけですから、中に入ると当然こんな感じ。
こういう地下のワインセラー、ヨーロッパではそこまで珍しくはないみたいなんですが、作るのに最低でも3百万円とか、ものによっては1千万円くらいするのも全然珍しくないんだそうで…。
床下にこんな感じの貯蔵スペースがあるの、確かにかなり魅力的だとは思いますけれど、保存場所に1千万円かけるんだったら、正直言って別の選択肢もあるような気がしないでもないような…。週に1回美味しいワインを飲みに出かけるとか、3ヶ月に1回ちょっと良いワインを20本まとめて買ってくるとか…。まあ、根本的な部分で、考え方とかライフスタイルが違うんでしょうな。
でも、自宅にこんな秘密基地的なスペース、あったらいいですね〜。せめて百万円くらいならリフォーム時の検討候補に入れてもいい気がするんですけど。無印あたりでユニット化して売りだしてくれないですかね?
( via Spiral Cellars )