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【使い勝手抜群】キッチン脇のウォークインクローゼット



キッチンで使うものって思ったよりも嵩張るモノが多くて、しかも「月に1、2回だけ使います」みたいなものとかもあったりして、収納スペースの確保が意外と大変だったりします。
僕のウチではキッチンの脇にウォークインクローゼットを作ってありまして、そんなに大きなクローゼットというわけではないんですが、鍋とか大物系の調理家電や保存食品、乾物などをまとめて突っ込んでおけて結構便利です。
でも、どうせキッチン周辺にウォークインクローゼットを作るんだったら、このくらいしっかりとしたのを作っちゃった方が良かったかなと。
人一人がギリギリ移動できるくらいの奥行きしかありませんけれど、収納機能としては充分そうです。
何よりも、キッチンエリアの真正面にクローゼットがあるのが良いですよね。
こういう位置関係だと一歩引いた場所から全体を見渡せるのでモノを探したりするため際に楽ですし、実際のモノの出し入れを考えても使い勝手が良いです。
引き戸も、このクローゼットのように左右どちらにでも動かせてどこからでも出入り出来るような構造にしておいた方が良いですね。
引き戸を閉じておくとこんな感じ。
向こう側がうっすらと映り込む半透明のドアの感じが中々良いです。
これが完全不透過の普通のドアだともうちょっと圧迫感もあるだろうし、全体の雰囲気も相当変わってきたかなと。
ただし、こういった扉を使うためには、「日常的にキチンと整理整頓をしておけること」が必須条件ですけどね。
向こうが見えちゃいますので、押し入れ的な使い方はできませんから。
このオタク、実は「無印良品の家」というヤツなんです。
全体に漂う雰囲気から、何と無くそうかなと思ってたんですが。
リフォームとかで、家の中の一部エリアを丸ごとこんな感じに仕上げちゃうというのも悪く無い選択肢かも知れません。
( via www.muji.net )

【拡がりを感じさせられるアイディア】洗濯機を収めたクローゼット



クローゼットといっても、ウォークインでない「普通の」クローゼットの中ですから。

このアイディア、ちょっと秀逸な感じが。
洗濯機や乾燥機をウォークインクローゼット的な場所に設置して、そのエリアを家事/洗濯作業スペースにしてしまう、というのはそれほど珍しくありませんが、ごく普通のクローゼットの扉を開けるとその中に洗濯機が収まっているというのはなかなか珍しいのでは無いかと。
ウチの妻もそうなんですけれど、世の中には「慢性なんでもかんでも隠しちゃいたい病」という難病に羅患している方が結構います。
個人的には「モノというのは、隠せば隠すほど、どんどんと淀んで堆積していく」と考えてまして、できるだけ「隠さない」方が好きだったりしますが、このクローゼットは結構好きですね。
ケースバイケースだとは思いますが、一見奇抜なように見えて、この「クローゼットの中の洗濯機」は結構合理的な使い方ができるのかなと。
例えば、洗濯機の上の棚でアイロンくらい掛けられるようにしておけば、「干す&畳む」以外の洗濯系の作業を全部このコンパクトなエリア内で済ませてしまうことが出来そうですし、そもそもこうしてクローゼットの中に収めてしまうことで、今までには置けなかったような場所に洗濯機を置くことも出来ます。
最初に書いたように、ウォークインクローゼット的な場所に洗濯機を置いて、洗濯物を干して畳んで片付けるところまでを全て同一のエリア内で全て完了できてしまうようなレイアウトは、一つの理想形といえるでしょう。
でも、現実的にはさまざまな制約があって、そういったレイアウトに出来ないケースも多々あるわけです。
例えば、「物干し台はリビングに隣接するテラスにしか作れませんでした」みたいなケースでは、リビングに洗濯機を置くわけにも行きませんから、どこか別の場所に洗濯機を置いて、洗濯が終わる度にそこからテラスまで洗濯物を運んで来なければいけないわけです。
そういったケースでも、リビングの片隅やリビングの隣の廊下のクローゼットの中に洗濯機を入れてしまえば、かなり使い勝手が良いレイアウトに持っていくこともできたりします。
このアイディア、あくまで制約や問題点を解消するための「回避策」の域は出ないかもしれませんが、間取りや動線に「今までには無い新たなパターン・組み合わせ」を生み出せそうなところが面白いかなと。
洗濯機だけじゃなくて、色々な家具や家電でも応用パターンを考えてみたい気が。