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太い柱に埋め込まれた暖炉



いろんな暖炉をご紹介シリーズ、第二弾は、こちら、カリフォルニア州パームランドにお住まいのWillさんのお宅の、太い柱に埋め込まれた暖炉です。

広いリビングの中央、レンガ造りの太い柱に暖炉が埋め込まれています。暖炉前面には、耐熱ガラスの観音開きの扉が取り付けられています。
リビングのソファに座り、暖炉の炎を眺めながら、ゆっくりと寛ぎ、家族で話をしたり、友人とお酒を飲んだりしたら最高です。
この邸宅の構造、コンセプトが今イチわからないので、暖炉が埋め込まれているのが、柱というべきなのか、壁面というべきなのかが微妙ですが、この際それはあまり関係ないでしょう。
暖炉の暖かさには、燃えた薪から発生する輻射熱(遠赤外線によって、空気等を介さずに熱が直接伝播する)と、暖められた空気の対流の2つがあります。
この暖炉は上と左右が完全にレンガで埋められていますので、空気の対流は無いですが、輻射熱の方は中々魅力的です。
まず、暖炉の正面に座っていると、正面の耐熱ガラスを通過して遠赤外線の暖かさが届いて来ます。
それに加え、暖炉が埋め込まれた柱全体が暖炉の輻射熱によって暖められ、柱が蓄熱暖房機の様になります。
リビングの天井はとても高く、吹き抜け状になっていますが、この暖炉があれば、暖められた柱が部屋全体を暖かくしてくれそうです。
All Photos ©greenbroke

フィンランドのビルトイン暖炉 前面耐熱ガラス



ここのところ、何件か連続で、「目黒通り沿いの家具屋さん」シリーズを書いてみましたが、引き続きまして、「様々な暖炉をご紹介」シリーズ、をやってみたいと思います。

暖炉,炎,ストーブ

暖炉は寒くなったからといって気軽に設置できるものじゃありませんが、季節柄、暖炉を検索してこちらのサイトにお越しいただくこともあるみたいなので・・・。
ウチの自宅にも暖炉がありまして、自宅に暖炉を設置する際には、暖炉と薪ストーブの違いだとか、暖炉のタイプによる違いだとかを少し勉強したんですが、正直言いますと、忘れてしまいました・・・。すいません・・・。
コレから暖炉に関する記事を何件か書いてくうちに、思い出す事、わかる事もあると思いますので、その都度書いて行きたいと思います。ご容赦いただけますと幸いです・・・。
で、まず第一弾ですが、こちら、フィンランド ヘルシンキ在住のTimoさんのご自宅の暖炉です。
白いペンキを塗った壁面に埋め込んである、ビルトインタイプの暖炉です。暖炉の背面には薪を置いておけるスペースが作ってあります。白い壁面と、真っ赤な炎のコントラストが良いですね。
ウチの暖炉も、白いペンキ塗りの壁面に埋め込んであるんですが、白いペンキだと、炭などで黒く汚れそうな感じですが、正直それほど(全く?)気になりません。炭で黒ずんでくるのも味のうち、という感じです。
前面には耐熱ガラスが埋め込んである、クローズドな機構の暖炉ですが、Timoさんのお宅では、前面のガラスを開けて、暖炉でソーセージを焼いたりもしてます。
内部を見る限り、ヨツールなどの既製品の暖炉ではなく、耐熱レンガを組んで前面に耐熱ガラス入りの扉を組み込んだ、手作りの暖炉の様です。北欧の方などでは、暖炉を手作りできる様な職人さんもいらっしゃるんでしょうか。
様々な暖炉をご紹介」シリーズ、これからしばらくやってみたいと思いますので、よろしくお願いします。
All Photos ©timo_w2s