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裸火の暖炉Zeta



こちら、Zetaという暖炉なんですが、ちょっと他には無い感じの暖炉なのでは無いかと思いまして、ご紹介させていただきます。
ガラス扉とか扉とかいう以前に、アーチ状に折り曲げられた本体以外には何も無い、完全なるオープン暖炉です。
アルミニウムの筐体に写し出された炎の感じが幻想的で良い感じです。
前に紹介したPietはストーブで、こちらは暖炉なんですが、表記の違いに特に深い意味は無くて、原題がstoveかfireplaceか、だけの違いということで・・・。

裸火の屋内ストーブPiet



こちら、スウェーデンのFredrik Hyltén-CavalliuというデザイナーがデザインしたPietという屋内用のストーブです。

このストーブ、薪などを燃やすのではなく、エタノール燃料を使用します。
なので、煤や煙が出ないということで、煙突などもついていません。
ストーブの内側には真鍮製の反射板がついていて、コレが炎の光と熱を反射させて、ストーブの前面に熱を集中させる、というつくりになっているとのこと。
しかも、反射板とセラミック製の本体の間には石綿の断熱材が入っていて、ストーブを使用しているときでも周囲は全く熱くならないんだそうです。
なので、このストーブ、屋内で裸火を燃やしてしまうにも関わらず、壁のすぐ近くに置いても全然問題無し、ということらしいです。
暖炉とはちょっと違いますが、炎を楽しむこともできる暖房器具として、かなり魅力的な選択肢の一つになるのではないでしょうか。