今日は金曜日ですね。
週末!
ということで、ちょっと妄想にお付き合い頂いても宜しいでしょうか?
ベッドルームがこんなだったら良いな〜、とか…。
遥か彼方の地平に沈みゆく太陽を眺めながら、のんびりとワイングラスなんか傾けちゃったりして…。
こちら、南アフリカ北東部、モザンビークとの国境に隣接する国立公園/動物保護区地帯の中の、サビサンド動物保護区にあるツリーハウスなんですが、ほんの数日間でもこんなところに滞在することができたら、一生の思い出になるでしょうね〜。
ちなみに電気は通ってないらしいですが、ま、別に必要無いでしょう。
夜はキャンドルの灯りのみ。象の足音、ライオンや豹の鳴き声なんかを聞きながら、静かに眠りにつくんだそうで。
しかし、週末毎に浮かれてたら、年中常に浮かれっぱなしですな…。
あっという間に1年が短く感じるわけです。
( via Lion Sands Game Reserve )
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【外と中の繋がる空間】多目的スペースの隣のベランダ
こちらのお宅のベランダ、すごい良い感じなんですけど。
最上階である3階の、多目的スペースの一端の壁面が、全面、ガラスのスライドドアになってまして、そこからベランダに出られるようになってます。
ココまでは、まあ、普通と言えば普通なんですが…。
このベランダ、何と、屋根と窓があるんです。
ベランダの半分は屋根が無いわけで、ココは一応屋外なわけですが、もう半分は屋根があるわけで、するとココは屋内なんだろうか…。
いや、そもそもベランダに屋根や窓があるのは別に普通のことなわけで、珍しいのは、「しっかりとした屋根が」「半分だけある」という、この作りなんでしょうけれどね。
でもコレ、良いと思うんですよね〜。
屋内側とはガラスのドアで仕切られてるわけで、やはりココは屋外なんでしょうけれど…。というような、「屋外のようで、屋内のようで、やっぱ屋外」という感じが、とても面白いと思うんです。
ベランダに出れば間違いなく開放感的なものは味わえると思いますし、屋根があるお陰で、雨の日や、夏の日差しの激しい日でも気にせずに出られたり、場合によっては大きな庇の下で過ごす包まれ感のようなものも味わえたりと、半分だけ屋根を作ってあるお陰で、ベランダが、ものすごく懐の深い、バリエーションに富んだ使い方の出来る空間になってくれているのでは無いかと。
窓があるのも何気に良いですよね。窓が1つあるだけで、随分と雰囲気が違ってくると思います。
周りを高い壁で囲んであるお陰で、周囲からの視線的なものはあまり気にせず過ごせるというメリットはあるんですけれど、ココまでガッチリ囲まれてると、ちょっと息苦しい感じがしちゃいそうな気もしますもんね。
立体図はこんな感じ。
ベランダというよりは、「3階の一部の屋根を取っ払った」という表現が正しそうですね…。
この作りだと、かなり慎重に漏水/防水関係の考慮をしないといけ無さそうですけれど、でも、その労力を費やしてみるだけの面白さは十分にありそうな気がします。
ちなみにこちらのお宅、実は日本のお宅なんだそうで。
神戸に事務所を構えるタトアーキテクツ/島田陽建築設計事務所が手がけた、伊丹市の物件なんです。
リンク先サイトに詳しい説明もありますので(英文ですが)、ご興味のある方は、是非覗いてみてください。
( via dezeen )