こちらのお宅のベランダ、ちょっと良くないですか?
ベランダというか、屋根も窓もあって全面クローズドな作りになってるわけだから、これはサンルームと呼んだ方が良いのかも。
日当りの良い方向なら、冬でもポカポカ気分でひなたぼっこ出来たりしそうです。
コーヒーでも飲みながらのんびり読書とかしたら、きっと気持ちが良いでしょうね〜。
夏は流石にちょっと暑くなりそうな気がしますけれど、薄手のカーテンでも垂らして日差しを弱めつつ、外側&中側双方の窓を全開にすれば、内側の部屋の室内に直接入り込んでくる日光を遮って、風だけを通したりということも出来そうですしね。
雨の日に洗濯物を干したりという実用的な面でも色々と使い勝手が良さそうですけれど、内外の各の窓の開閉パターンを組み合わせることで、屋外と内側の部屋の間の断熱緩衝地帯的にも使えそうな気が。
こちらのお宅、サンルームがあるくらいなんだから、それなりの広さのお宅なのかと思いきや、実は広さ45平方mの大き目ワンルームマンションなんです。
ちょっと面白いのが、ベッドエリアの作り。
リビングとの間はカーテンで仕切っただけで、一段高いスキップフロア的なスペースになってます。
フロアの下は、引出し式の収納。
これだけのサイズなら、かなり大容量の収納スペースとして使えそうです。
壁面には、ニッチ的に彫り込んでつくった収納スペースが。
コンセプトは、「収納スペースの確保」なんだそうで。
確かに、言われて改めて見てみれば、先ほどのサンルームに置かれたベンチも、下が収納になってましたしね。
45平方mというと、決して広々としたお宅という感じじゃないと思うんですけれど、面白さと便利さが色々と盛り込まれたこの感じ、なかなか楽しげで良いですよね〜。
将来子供たちが独立して、また夫婦2人で暮らすことになったら、こんな感じの家に住んでみるのも良いかも。
( via Behance )
「ニッチ」タグアーカイブ
【光と影で遊ぶ】全てが継ぎ目なく白く塗られた室内
こういう純白のインテリアって、やっぱ良いですね。
こちら、デンマークの建築事務所 NORM Architects の手がけたお宅なんですが、隙間なく白く塗り込められて一体につながった床と壁面と天井の醸す雰囲気が、最高に良い感じかなと。
天窓から室内に落ち込む日光が作り出す、光と影。
ベッドルームはこんな感じ。
暖かみを感じさせられる系統の色の照明と、自然な日の光の組み合わせも良いですね〜。
至るところがニッチ状に彫り込まれてたりして。
こういう部分に浮かぶ影も、それぞれ雰囲気があって良いですよね。
ちなみに、手前の床に見えている黒い四角は階段でして…。
降りて行くと…。
地下にはワインセラーがあったりして。
コレも良いですね〜。
天井も壁も床も全てが白く塗られた家なんて、手間は掛かりそうだし汚れそうだしで、何かと大変そうな気もしますけれど、この質感、表面にあたる光とそこに浮かぶ影には、やはり独特の良さがあるかなと。
将来もう一度家を建てたり、家のリフォームを大規模に行うことがあったら、こんな感じのインテリアを目指してみるのも良いかも。そのときには、是非地下にワインセラーも作ってみたいものです。
( via archnew )