コチラのベランダ、座り心地の良さそうな椅子が4脚用意されてて、家族や友人とみんなでのんびり過ごせちゃいそうな快適空間に仕上がってるわけですが、それだけじゃありません。
真ん中に置かれてるローテーブル、何と、BBQグリルが埋め込まれてるんです。
乾き物やチーズをつまみながら静かにワイングラスを傾けるくらいでは飽きたらず、ここでジュージューとステーキやハンバーグを焼いて、それをそのままパクつきつつビールでガンガン流し込んでしまおうという寸法なわけです。
しかもこのBBQグリル、焚き火台にもなっちゃったりして。
これだけでももう十分過ぎるくらいにスゴイんですが、何とこのBBQテーブル、DIYで作ったものなんだそうで。
まずは、埋め込むためのBBQグリルを調達。
コストコかと思いきや、ホーム・デポのようです。アメリカってこういうお店がたくさんあってちょっと楽しそうですよね。
アメリカでBBQグリルといえばウェーバー(イメージと独断に基づく勝手な想像)。
ちなみにこのスモーキージョーというのはポータブルタイプのBBQグリルでして、比較的コンパクトなので日本のご家庭で使うのにも丁度良い感じなのでは無いかと。
で、続きましては、テーブルを作成。
テーブルトップにはスケートボードのデッキを使用。BBQグリルがすっぽりと収まる形に、ジグソーでカットします。
あとはそこにBBQグリルをすっぽりと収めるだけ。
コンパクトなBBQテーブルの完成です。
何と言いましょうか、まぁ、すげえなと。
さすがDIYの国・アメリカ。DIYのレベルが、やることなすこと、いちいち本職の人みたいですもんね(といっても、このBBQグリルを作ったのは、自らを「デザイナーであり、技術者であり、ハッカーであり、ものづくりをするオタク集団」と紹介している、”HANDMADE AMERICA”というチームの方々なので、そもそもが素人というわけでもないんですが)。
でも、ちょっとだけ気になったんですけど、硬くて比較的燃えづらそうな楓か何かの合板とはいえ、所詮は木のスケートボードにBBQグリルをはめ込んじゃったりして大丈夫なんでしょうか。
直接火が燃え移るようなことは無いにせよ、輻射熱で徐々に炭化して、ある日突然発火とか、最悪のケースでは、炭化した部分が崩れてBBQグリルがいきなりガタンと落ちたりして……。
自己責任っつーことでやってるんでしょうけれど、個人的には、こんなこぢんまりとしたスペースの中で強い火力でジュージューと肉を焼くというのは、ちょっと性に合わない気もしますね。
特に夏場なんかは……無理でしょう……?
どちらかといいますと、七輪でも埋め込んで、秋から春に掛けての、「遠赤外線が嬉しい」季節に、仄かに赤く灯る炭火で暖を取りつつ、その上でスルメを炙ったり燗をつけたりしながら、のんびりと過ごしたり、なんてのが好みですが。
でも、この豪快な炎も悪くないかな。
やっぱ、危ないですよね……?
( via HANDMADE AMERICA )
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【コンパクトで雰囲気最高】シンプルな屋外ダイニング
屋外リビングつながりということでもういっちょ。
こんな感じのベランダの屋外リビングはいかがでしょう?
このベランダ、正直言って相当狭いと思うんですよね。
椅子のサイズから考えても、どうみても幅2mは無いです。多分1.6mくらいですかね。
でも、そんなコンパクトなスペースでも、座り心地の良さそうなラタンの椅子を2脚、コーヒーテーブル代わりのシンプルなスツールを1つ、お好みで植物を配してと、欲張りすぎずに必要最低限のものをシンプルに揃えていくだけでも、やり方1つでこんな居心地の良さそうな素敵な雰囲気に仕上がってくれてしまうわけです。
地面のラグもお忘れなく。コレを1枚敷いておくだけで素足でも過ごせるようになりますので、ベランダの使い易さが各段に良くなってくれます。
周囲を取り囲むフェンスの高さも絶妙な感じで良いですね〜。高さ1.5mくらいでしょうか。このくらいの高さって、立ち上がれば当然周囲を見渡すことができ、座れば周囲からの視線は遮りつつ、頭上の空の広がり感じられるというちょうど良い高さだと思うんですよね。
広さはなくても、パートナーや家族とのんびりとした時間を心地良く過ごすには十分な、まさに屋外リビングの作り方のお手本のようなベランダなのではないかなと。
( via Design Sponge )