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【小物置き場超充実】段違いの棚に飲み込まれたキッチン



コチラのキッチン、壁面に作り付けられた沢山の木の棚がかなり良い感じなのでは無いかと。

ギラリと鈍く輝くステンレスと木の素材感の対比が良いですね〜。
この棚、かなりこだわっちゃってると思うんですよ。
普通キッチンに棚を作るなら、程よいスペースを見つけてそこにデーンデーンと2段、またはスペースが許すならば3段、横長の作り付け棚を作っちゃったりすると思うんです。
でもこのキッチンの棚、全然違いますから…。
まず奥側。
太めの柱の周りに柱を取り囲むようにして棚を3段。
敢えて横長にせず、しかし柱の幅に合わせるでも無く、手前側をメインのスペースにしつつもサイド側にも幅7〜8cmくらいのスペースを作ってます。
そして手前側。
奥の3段の棚とは敢えて高さを違えて2段。
下の段の棚はレンジフードの上部と高さを合わせつつ、上の段の棚はレンジフードに貫かれた形で横長に一段。
もっと手前側から見るとこんなになっちゃってるんです。
手前から奥まで続く段違いの5段の棚に、完全にキッチンが飲み込まれてしまっているような気が…。
手前と奥を段違いにすることで、手前側のメインの作業エリアには低い位置に棚を作らずに奥側のエリアのみ3段の構成にできているわけですが、細かい部分のモロモロは相当狙っていかなければこんな作りに出来ない思うんですよね。

ココまでやられてしまうと、自他共に認める棚フェチの僕としても正直良いんだか悪いんだかが良く分からなくなってしまうんですが、コレだけのスペースがあれば少なくとも日常使いの道具類や調味料を置いておくスペースには困らずに済むのでは無いかと。

【シックでキッチュでメタリック】スッキリしたキッチン



コチラのキッチン、何だかちょっと良い感じだなと思ったのでご紹介させて頂きます。

メタリックで無機質なテクスチャと、白いタイルやターコイズブルーのスツールのシックだったり少しキッチュだったりする感じの組み合わせとバランスがなかなか宜しいのでは無いかと。
シンクの壁には「サッ」っと手を伸ばして道具が取れる作り付けの棚が3段。
中央に置かれたカウンターテーブルも、下に大物調理器具がまとめて収納しておけて使い勝手が良さそうです。
キッチン全体がスッキリとまとまっていて、お掃除とかもしやすそうで良いですね。
シンクの両脇にそれぞれそこそこの広さの作業スペースがあって、加えて中央にはカウンターテーブルがありますから、作業エリア的にも必要十分というくらいのスペースは確保出来ているかなと。
でも、ウチのキッチンもこのキッチンとほぼ同じくらいの作業スペースが確保されているにも関わらず、何でだかこんなにスッキリとした状態にはなってないですね…。
その違いは何なのか…?と思いながらこのキッチンを見ていて気がついたんですけれど、このキッチン、もしかしてちょっと作業スペースが足りないかもしれないですね。
厳密には「作業スペースが足りない」のではなく「モノを置くスペースが足りない」と言った方が正しいのかも知れません。
このキッチン、よく見ると調理家電系のモノがあんまり置いてないですよね。
コレは生活習慣や食文化の違いにもよるとは思うんですけれど、日本の家庭の場合、最低でも電子レンジやオーブン以外に、キッチンに炊飯器と電気ポッドくらいは常に置いてあると思うんです。
それに加えて、例えばトースターがあるご家庭や、コーヒー好きの方ならコーヒーメーカーが、ミキサーを頻繁に使うご家庭ではミキサーが常駐していたりしますし、最近のところではフライヤー的なモノが置いてあったりすることもあるわけです。
ウチの場合、そういった器具がカウンターの上に置いてあるもので、実際のトコロはカウンタースペースの半分くらいは常にそういったモノに専有されてしまってるんですよね…。
その結果、キッチンの作業スペースが微妙に足りなくなって、いつも何だかごちゃごちゃした感じになってしまっているような気がします。
このキッチン、良い感じなのは間違い無いと思うんですけれど、真似する場合には必要に応じて「調理家電置き場」を確保するのをお忘れなく…ということで…。
( via skona hem )