こちらのお宅のベッドルーム、素敵なんです。
白基調のシンプルなスペースに、ゆったりとしたサイズの寝心地の良さそうなベッド。
窓際の壁面の大部分を占める2つならんだ上げ下げ窓がまた、なんとも可愛らしくていい感じですよね。
自宅のベッドルームがこんなだったら、毎朝寝室で目を覚ますというただそれだけのことを、ちょっと楽しみにしながら日々を過ごせそうな気がします。
こちらのベッドルーム、ベッドの脇に作り込まれたワークスペースがまたいい感じなんですよ。
白いペンキ塗りのレンガの壁に、ロイヤル金具を直付して作った造作の棚。
そこに、2つの架台の上に板を渡しただけのワークデスクを置いた、シンプルなスペース。
こちら、NYを拠点に活動するデザイナーであり、自らのデザインしたアクセサリーやハンドクラフト品を販売するウェブサイト ”Jacqueline Rousseau”のCEOでもあるジャクリーンさんの、ワンルーム的なご自宅なんです。
広さ400スクエアフィートとのことですから、メーター換算で37平米ちょい≒22.5畳。日本の感覚で言うと、ちょっと広めの単身者向けワンルームマンションか、ギリギリ2人+αくらいで暮らせる、若いご夫婦向け物件といったところでしょうか。
このサイズですから、このままこの間取りを一軒家のレイアウトに持ってくるというのはちょっと無理があるとは思いますけれど、こういうの、ちょっと広めのベッドルームに応用してみたり、ワークスペースやサブの遊べる空間があるような作りのリビングを考える際のアイディアとして引き出しに入れておくと、面白いスペースを作るのに役立ってくれたりするかなと。
これから家を建てたりリフォームしたり、就職、転勤、結婚などで新たな地での新生活をスタートするご予定のある方がいらっしゃいましたら、こんな感じのお宅を参考にしつつイメージを膨らませてみてはいかがでしょうか。
( via apartment therapy )
「シンプル」タグアーカイブ
【この上なくシンプル】白とマットブラックのバスルーム
前回と、1つ飛びの3つ前のポストで、ゴールドパーツをあしらった良い感じのバスルームを2つご紹介したんですが、またまた良い感じのバスルームを見つけてしまったので、第3弾ということでご紹介させて頂きたいと思います。
「木×金」、「サブウェイタイル×金」と来たその次は、コチラ、「白いタイル張り×黒の水栓金具」のバスルームでございます。
シンプルで何も無い真っ白な空間に、光を吸収して反射しない墨のようなマットブラックの水栓金具の組み合わせ、面白く無いですか?
黒クロムめっきの水栓金具自体は特に珍しいものでも無くて、ちょっとムーディーな飲食店のトイレの立水栓なんかに使われてることもよくありますし、LIXILなんかでも普通に商品ラインナップに入ってるんですけれど、ここまで極端な組み合わせというのは意外と見かけないような気がします。
ハンドシャワーすら設置されて無く、あるのは小ぶりなオーバーヘッドシャワーと、壁にニッチ状に掘られたソープディッシュを置いておくためのスペースのみというこの潔さがまた良いですね〜。
スツールも当然グレーで。
前回2つの柔らかさや暖かみのあるバスルームとは全く系統が異なりますけれど、スッキリシンプル系がお好みという方は、こういうバスルームを目指してみるというのもありかも知れません。
でもよく考えたら、ここまでやってしまうと、シャンプーのボトルや石鹸の色に至るまで、全てに気を使わなきゃならなくなりそうですから、本当にそこまで頑張れそうかを、家を建てる前の段階で予め自分自身とよく相談しておく必要がありそうですけどね……。
( via THE DESIGN CHAISER )