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【小さな遊び空間】斜め天井と天窓の下のベッドルーム



コチラのロフトのベッドルーム、可愛らしい雰囲気がサイコーかなということでちょっとご紹介を。

2つ並んだ「これでもか」というくらいに大きな天窓のお陰で、明るくて開放感があってホントに良い感じです。
天窓の下の部分をそのまま使った本棚も、なかなか使い勝手が良さそうですね。
僕のウチも3階の天井がこんな感じに斜めになってまして、下の部分を収納にしてるんですが、正直言ってこういう場所を収納にしちゃうとあんまり使い勝手が良くないんですよね…。
収納として使うためには、内部がそのまま丸見えというのも具合が宜しくないので、そこを何かで覆ったり閉じたりする必要が出てきます。
ウチの場合は、丈の短いカーテンを取り付けて、その奥を収納スペースにしてます。
それなりの奥行きがあるので収納スペースとして重宝しているのは確かでもあるんですが、見た目の収まりもちょっと良くない感じですし、位置が奥まっているのでいちいちモノを入れたり出したりするのも面倒だったりします。
今のところは子供のイベントもの(雛人形とか五月人形とか、クリスマス関係のものとか)を収納する場所として使ってまして、こういった用途であればそれなりに使っていけるかなとは思いますけれど、日常使いのモノを収めるスペースとして使うのにはちょっと厳しかっただろうなと。
その点、最初からこういったオープンな「棚」として使う用途で計画しておけば、見た目や収まりの話も色々と考えて作り込めますし、ベッドサイドからサッと手を伸ばして本を取ったり、夜用のスタンドを置いておくスペースとして使ったりと使い勝手も良さそうですよね。
ま、どんなご家庭でも「使用頻度の低いもの」を収めておく場所というのもある程度は必要でしょうから、結局のところは用途さえ上手くマッチさせられれば問題無し、という話なんでしょうけれど…。
ベッドの奥の、斜め天井と柱と壁に囲まれたコンパクトな壁面空間に貼られた壁紙がまたイイですね〜。
こういうカラフルで可愛らしい壁紙、出来れば色んな所で使って色々と遊んでみたいわけですが、正直ってそれなりに勇気も要ります。
仮に部屋全体にこんな壁紙を貼るとしたらメチャメチャ勇気が要るわけで、貼ってから「コレじゃない感」が出てきてしまったら結構ツライ思いをするハメになりそうなわけですが、こんな感じのコンパクトなスペースだったら貼り替えるのも楽ちんですし、かなり気軽に色々とチャレンジして遊んだりできちゃうのかなと。
建物の形状や柱の位置関係から生まれてくる「スペース」なので、狙って作るというのはなかなか難しいのかも知れませんけれど、家を建てるときにじっくりと探していけば、ある程度狙ってこういう「スペース」を作ることもできると思います。
こういう「遊び心を発揮できるちょっとしたスペース」があると、日常生活の中で手軽に色々と遊べて楽しそうですよね。

【懐の深いグリッド】壁面二フロア分の作り付け巨大本棚



この本棚、欲しいッス。
1階の床から2階の屋根まで2フロアの壁面が、全てきっちりと巨大な作り付け本棚になってます。
コレは相当な収納力がアリそうで良いですね〜。
なんというか、ところどころポカンと棚が空いてるトコロがまたイイですよね。
実際には、長く住み続けたら徐々に埋まっていってしまうのかも知れませんけれど、「適当に使ってるけど、棚全体のキャパがあまりに大きいから全然問題無し」、みたいな感じで、棚の持つ収納力の余裕が伝わってくる気がします。
コレ、正方形のグリッド状になってるトコロがまた良いんでしょうね。
縦長/横長だと、どうしても棚の形状が棚の使い方に対して何かを求めて来ちゃうような気がしません?
その点、縦も横もひたすら正方形が並んでいるだけだと、「どこから使っても大丈夫」「間が空いても大丈夫」「一つ一つの使い方が棚ごとにてんでチグハグでも大丈夫」と、何でも許容してくれちゃうような気がするんですけれど。
正方形という形状ゆえに、一つ一つを独立したものとして受け止めることができて、そのことが結局使い方を自由にしてくれるのかなと。