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開放的な大きな天窓のある洗面所



天窓もこのくらい大きいと、単なる明かり取りとしての機能だけでなく、開放感を得られて実際の空も眺められる「窓」として使えて良いですよね。
そもそもこんな天窓を作るのがどのくらい大変なのかとか、そういうことはよくわかりませんが、洗面台の上がこんな開放的な天窓になっていたら、毎日の朝の準備の時間を最高に気持ちよく過ごすことが出来そうです。
洗面台と鏡が2つ並んでいるのは、夫婦同時に準備ができるようにということでしょうか。
このパターンの洗面所、結構よく見かけますが、いいアイディアですよね。
共働きの場合で夫婦の朝の準備の時間が重なるようなケースではこういった洗面所がとても重宝されると思いますし、仮に子供ができて共働きでなくなったとしても、数年経つと今度は子供たちも同じような時間帯に朝の準備をするようになりますので、こういった二つ並んだ洗面台は、想像以上に長い時間を通じて有効に使うことが出来ます。
それにしても、この天窓は良いですね。
どんな天窓でもそうですけれど、天窓って屋根に窓がはめ込んであるわけで、基本的には「最上部」にしか作れないわけです。
しかも、家屋と周辺の木々の関係をよくよく考えて設計しないと、この写真の洗面所のように天窓の上に広がる木々の緑の風景や木漏れ日を楽しめるつくりには出来ないわけで。
そこら辺のことまで考えると、屋根の中でも1階の屋根でないと、こういった雰囲気には持っていけないのかなと(実際には2階の窓でも、それよりも更に大きな木の下に建物があれば、こんな感じの雰囲気になるかも知れませんけれど、そうすると15m〜20mくらいの相当大きな木の下である必要があるわけで、樹木の根や建物の基礎のこと迄考えると、土地や家屋のレイアウトがかなり難しくなりそうな気がします)。
どうせ天窓を作るなら、このくらい思い切って大きな天窓を、周囲の木々や空の風景を上手に切り取れるような場所を考えて作ってみたいものです。
ただしこれだけ大きいと、その分汚れなんかもかなり気になりそうですので、手軽にメンテナンスが出来るようにしておかないと、後々大変なことになりそうな気もしますけど…。
( via decordemon )

【大空間の区切り方】採光と通風と気密性とガラスの壁



例えば家を建てるときに、結構大きな30畳くらいの部屋が作れるスペースがあったとして、その空間をどう使うかというのは、なかなか難しい問題です。

一つの空間として使えば、開放感のある、「大空間なりの素晴らしさ」のあるお部屋を作ることもできると思います。
でも、非常に現実的なことを言わせてもらえば、大空間な分、当然冷暖房の効率は良くなかったりもします。
光熱費がかさむこともさることながら、「夏はなかなか涼しくならず」「冬はいつまで経ってもどこかスースーする気が(実際に住んでみると、コレが結構効きますね…)」というあたりで、若干の後悔をしてしまうことも珍しくは無いのでは無いかと。
当然複数の部屋に分けたときと比べれば柱や壁も少なくなりますから、木造建築であれば、建物の強度、耐震性的な面でも多少の考慮が必要になるのも事実です。
だからといって、せっかくの大空間を細々と区切ってしまうというのも、ちょっともったいない気がしますよね。
冷暖房のことまで考えるならば、当然壁できっちりと区切ることになるわけで、大空間の開放感は得られないですし、場所によっては採光とかも悪くなりますしね…。
あ、でも、良い感じに上手に区切っていければ、包まれ感のある小さなエリアが沢山できて、それはそれで良いんですけどね。
で、本題です。
ある大きめの空間の使い方として、一塊に使うか区切って使うかという選択肢に加えて、こういうアイディアもあるんだなと。
こうしておけば、雰囲気的にはガラスの向こうのリビングエリアとほとんど一体な感じで、視線も抜けてますし採光もバッチリですが、部屋としてはしっかりと区切って使うことも出来るわけです。
ガラス窓のサイズを思い切って大きく/小さく変えてみたり、カーテンやブラインドなんかと組み合わせて使ったら、コレをベースにかなり幅広い応用パターンや新しいアイディアを生み出せそうかなと。
もしかすると、空間の仕切りとして全開放型のスライドガラスドアとかを入れてみても面白いかも知れませんね(単なる思いつきですので…。聞き流して頂いて結構です)。