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【運も必要】開放感のある良い感じなテラス



こういう写真を見るたびに思うんですけれど、こんな感じのテラスって、どうやって作るんですかね?

今まで結構沢山こういったテラスを見てきましたが、正直言いますと、残念ながらよく分からないです…。
でも、立地とか周囲の建物の雰囲気とか、色々な要素があるのは間違い無いと思うんですけれど、実はそれほど複雑な条件というわけじゃ無くて、「ココさえ抑えれば、そこそこ良い感じに仕上がってくれる」という、いくつかのポイントがあるのでは無いかと。
で、せっかくなので今後のためにも、とりあえず「コレかな?」と思うポイントを箇条書きで挙げていってみようかなと。
【開放感のある良い感じなテラスの条件】

(1)テラスの幅が十分に確保できていること。
幅という表現が正しいのかどうかはアレですが、上の写真でいうトコロの、右の柵から左の建物の壁までの「幅」ですね。コレが狭いと、この「ゆったりとした感じ」が無くなっちゃいますし、出たり入ったりもいちいち狭いトコロを歩くはめになって、この雰囲気が失われてしまうのかなと。
(2)日当たりが良いこと。
基本南向きってことですかね。「常に明るく、開放的」というのは必須の条件なのかなと。でも、次の(3)の条件を満たしていれば、実はあまり方角は関係無いのかも。
(3)その周辺における最上階であること。
最上階ということは、例えばそこに置かれたソファに座ったときには、せいぜい目の高さから2〜3mくらい上までにしか建物が無いということです。少し遠くに目をやれば水平から少しは全部青い空なワケで、それこそがこの開放感を生み出すキモの一つなのかなと。
(4)として「周囲から覗きこまれない立地」というのも考えたんですが、コレは翌々考えてみると、実は関係無いような気がしますね。
あまり近い場所でお向いさんと目があってしまったりするとお互いにちょっと気になってしまう気もしますが、ある程度以上の距離が離れていれば、別に向かいのお宅の窓から人の姿が見えようが、向かいのお宅のテラスからお互いに丸見え同士だろうが、そんなに気にならないかなと。
どちらかと言うと、今書いたような、「近隣の方と近い場所で目が合わない=ある程度、周囲のお宅との距離が保てている」という点の方が重要な気がします。
上記の条件を満たすというのは言葉で言うほど簡単では無いかも知れませんが、とは言え、「絶対に無理」というようなレベルでは無いと思います。
意識して探してみれば、こういったテラスのある物件、こういったテラスを作ることが可能な土地、というのもそれなりに見つかるような気がしますが、実際はどうなんでしょうね〜。
( via homedit )

【レイアウト良い感じ】庭と隣接するダイニングキッチン



このお宅のレイアウト、ちょっと面白くて好きですね。

土地自体はかなり細長い、ウナギの寝床状の形をしてまして、
玄関を開けて屋内に入ると、先ずは相当に長い廊下。
一番奥のガラスのスライディングドアまでで15mくらいはありますかね。
で、1階の居室エリアはこんな感じになってまして、奥に見える庭に一番近いところがダイニング・キッチンなんです。
キッチン、庭の真横ですよ。
このレイアウト、良いと思うんですよね。
リビングに行かない日というのはあるかも知れませんけど、キッチンとダイニングに行かない日というのは、恐らく無いと思うんですよ。
だからやっぱりダイニング・キッチンを家の中で一番贅沢な場所にしておくのが良いと思いますし、そのエリアと「良い感じのお庭」が隣接しているというのはかなり良いレイアウトなのでは無いかなと。
こんなお宅に住んでたら、天気が良い日には常に庭に出て朝ごはんを食べちゃったりしちゃいそうです。
細長い土地とは言っても幅6m×奥行き20mくらいはありそうですので、40坪くらいの土地というところでしょうか。
で、庭も5m×6mくらいはありそうですので、10坪20畳弱そこそこのスペースにはなっていそうです。
でも、例えここまで広くなくて、この2/3とか半分くらいのサイズの庭でも、木や塀で周囲からの目隠しさえしっかりとしておけば、箱庭的な落ち着きのある空間になってくれるのでは無いかと。
庭がそのくらいカットされるとすると、30坪〜35坪くらいの、日本的な狭小住宅に近いサイズということになってくるわけで、そのくらいの土地でもこんな感じのお宅を建てることは十分可能ということですね。
2階はベッドルームとワークエリア的なスペースになっています。
ベッドルームは1階のダイニング・キッチンの真上ですね。
コレまた開放的で明るくて、かなり良い感じな寝室に仕上がってます。
ワークスペースもかなり良い感じですよ。
壁面に作り付けられてた棚と、横に長いカウンターテーブルが良いですね。
コレなら夫婦2人で同時にそれぞれの作業をすることも出来ます。
土地の広さとかから考えたらそんなに贅沢なお宅というわけじゃ無いはずですが、全体として、相当贅沢な気持ちを感じられる素晴らしい雰囲気に仕上がっているのでは無いかと。
やっぱレイアウトって大事ですね。
( via HomeDSGN )