こちらのお宅、オランダの古い農家をリノベーションしたものなんだそうですけれど、新旧織り交ぜた、何とも言えない絶妙なバランスの内装が素晴らしいかなということで、ちょっとご紹介させて頂きたいと思います。
真っ白に塗装し手直しされた壁や天井、リノベーションに際して入れられた新しい建具や各種木製家具と、歴史を感じさせられる古びたフローリングの組み合わせ。何でこんなにピッタリとハマっちゃってるんでしょうかね。
何が良いって、このフローリングが良いですよね。詳細はちょっと分からなかったんですけれど、プレーナーを掛けて、長年の使用で真っ黒になっていた表面を剥がした上で、オイルステイン的なもので仕上げたという感じでしょうか。
真新しさの残る造作の壁面収納と、丁寧に手を入れられた古びたフローリング。違和感が無いどころか、そもそもこれこそがベストな組み合わせだったんじゃないかと思わさせられてしまうくらいです。
各素材それぞれに素材なりの魅力というものがあるわけですけれど、こういうのが木という素材の持つ魅力の1つなんでしょうね。
例えば新築で家を建てる際に、建ててすぐや、5年後10年後の状態を意識して色々なことを検討しておくというのは当たり前のことなわけですけれど、15年20年経った後のリフォームや、30年40年経った後のリノベーションのことまで考えた上での作り込みをしておけたら、住むことをより楽しめる家を作ることができるかも知れませんよね。
( via boulevard b )