こちらのお宅のリビング・ダイニング・キッチン、作りがちょっと良いなと思ったのでご紹介させていただきたいと思います。
広々とした、開放的な雰囲気のリビングスペース。
壁の面積の大半を占める、床から天井までの大きな窓が良いですね〜。
そして、逆のエリアはダイニング・キッチン。
壁面いっぱいに作り付けられた造作の棚も、かなり使いでがありそうで良い感じ。
壁付けのキッチンカウンターとI字型の対面アイランドカウンターの組み合わせ、どこぞのバーのような感じで素敵じゃないですか?
4人家族だったら、起きてきた順にここに並んで朝食、なんて使い方もできそうですし、休日にはご主人がキッチンに立って、奥様と子供たちでお店さながらのサービスを受けながらの夕飯とか、子供たちが寝静まった後で夫婦2人でここ晩酌で、なんてのもありでしょうか。
コーナーにはちゃんとしたダイニングスペースも作ってあります。
必要にして十分という感じのコンパクトなスペースですけれど、まずはリビングを大きく取っておいて、その次にキッチン&カウンターテーブルのスペースが来て、ダイニングはこのこじんまりとした感じ、というこの組み合わせ、意外と良いかも。
しかもこちらのリビング・ダイニング・キッチン、これ以外にも、もう1つスペースが作ってありまして、それがまたちょっと面白いかなと。
そのスペースとは何かと言いますと…。
こちらのワークスペース。こんなスペース、上のリビング・ダイニング・キッチンの写真のどこにも見当たらないわけですが、実はこれ、2枚目にお見せした下の写真の、大型液晶テレビが取り付けられている壁の裏側のスペースなんです。
基本的にはかなりクローズドな作りですけれど、かと言って個室というわけでもなく、ダイニングからはデスクに座った後ろ姿が丸見えですし、リビングやキッチンにいる方と会話することも可能でしょう。
この作りだったら、休日に自宅でちょっと何かの作業をしたいようなときに、部屋に籠もるでもなく、かと言って、リビング・ダイニングのど真ん中でお仕事を始めてしまうわけでもなく、家族のいる空間から隔てられつつも緩く繋がった感じで作業ができますので、それほど引け目を感じること無く、そして、だらだらといつまでも作業をしてしまうことも無く、という感じで、メリハリをつけて作業ができそうですよね。
これ、なかなか良いアイディアなのではないかと。
リビング・ダイニング・キッチンにPCを置いたり、ちょっとしたワークスペースを作りたいな、とお考えの方、スペースはちょっと狭くなってしまうかも知れませんけれど、その一画を思い切って壁で区切ってしまうという案も、候補の1つとして検討してみてはいかがでしょうか。
( via HomeDSGN )