螺旋階段って良いですよね。
ほんの少しの設置スペースで空間同士を接続して垂直方向の拡がりを持たせてくれる非常に実用的な設備でありながら、視線を遮らず、圧迫感も与えず、独特の雰囲気と遊び心までもたらしてくれるという、家を建てる際に条件が許すのであれば是非とも使ってみたいアイテムの1つなのではないかと思いまして。
鉄で作られたフレームの曲線も美しいですし、そこにこんな感じに木を組み合わせちゃうのもサイコーです。
こちらのお宅の場合、メインのリビングと、そこから2段上がった上に作られたスキップフロア状のラウンジダイニング的スペースとの間に設置されてるんですけれど、これ、螺旋階段の設置パターンとしてはなかなか宜しいのではないかと。
螺旋階段のデメリットの1つに、「普通の階段のように、下に収納スペースを作り込んだりできない」という点があるわけですけれど、そもそもが通路スペースなわけで、そこに収納が作れなくても特に問題は無いですし、コチラとアチラの空間同士が螺旋階段で緩く隔てられているこの感じがまた良いですよね。
水平方向に空間同士を接続しているスペースに、更に垂直方向にも同じ機能を持たせているわけで、動線の設計がしっかりとできていれば、この上なく効率的とも言える気がしますしね。
大物を運び上げるのには適してないとか、ちょっと危ないとか、他にも幾つか考慮が必要な点があるのも確かではあるんですが、そういった点を補って余りある十分過ぎるほどの魅力があると思います。
もしもこれから家を建てるご予定のおありの方で、螺旋階段にご興味のある方がいらっしゃいましたら、メインの動線は通常の階段でしっかりと確保しつつ、そこにサブの動線と遊び心を付け加えてくれるアイテムとして導入を検討してみたりするのも良いかも知れませんね〜。
( via AMY MERRICK )
「内装や雰囲気」カテゴリーアーカイブ
【大人の秘密基地】超コンパクトな離れの多目的スペース
こういう秘密基地みたいなの、好きですね〜。
幅わずか8フィート≒2.4mの超コンパクトな離れの中に、キッチンと書斎とクローゼット、ロフト上にはベッドスペース、壁には大型液晶テレビ。よく見ると、はしごの下には薪ストーブまで置いてあったりして。
入り口の上にベッド。このレイアウト、スペース有効活用の王道パターンの1つでしょうかね。
天井に埋め込まれた大きな天窓のお陰で、明るさと開放感もバッチリ確保できちゃってます。
自宅がこの一軒家で、ここに一家4人で暮らすとかはさすがにちょっと厳しいですけど、家を建てる際にどこかにちょっとした空きスペースを見つけることができたら、こんな感じの、書斎や多目的ワークスペース、ゲストルーム的な第三のスペース的として作り込んでおくと、後から色々と楽しめちゃいそうな気がします。
将来的に子供部屋なんかに転用するのも比較的簡単そうですし、狭小住宅を建てる際のレイアウト案の1つとして引き出しに入れておくと面白いかも。
( via dwell )