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【シックでキッチュでメタリック】スッキリしたキッチン



コチラのキッチン、何だかちょっと良い感じだなと思ったのでご紹介させて頂きます。

メタリックで無機質なテクスチャと、白いタイルやターコイズブルーのスツールのシックだったり少しキッチュだったりする感じの組み合わせとバランスがなかなか宜しいのでは無いかと。
シンクの壁には「サッ」っと手を伸ばして道具が取れる作り付けの棚が3段。
中央に置かれたカウンターテーブルも、下に大物調理器具がまとめて収納しておけて使い勝手が良さそうです。
キッチン全体がスッキリとまとまっていて、お掃除とかもしやすそうで良いですね。
シンクの両脇にそれぞれそこそこの広さの作業スペースがあって、加えて中央にはカウンターテーブルがありますから、作業エリア的にも必要十分というくらいのスペースは確保出来ているかなと。
でも、ウチのキッチンもこのキッチンとほぼ同じくらいの作業スペースが確保されているにも関わらず、何でだかこんなにスッキリとした状態にはなってないですね…。
その違いは何なのか…?と思いながらこのキッチンを見ていて気がついたんですけれど、このキッチン、もしかしてちょっと作業スペースが足りないかもしれないですね。
厳密には「作業スペースが足りない」のではなく「モノを置くスペースが足りない」と言った方が正しいのかも知れません。
このキッチン、よく見ると調理家電系のモノがあんまり置いてないですよね。
コレは生活習慣や食文化の違いにもよるとは思うんですけれど、日本の家庭の場合、最低でも電子レンジやオーブン以外に、キッチンに炊飯器と電気ポッドくらいは常に置いてあると思うんです。
それに加えて、例えばトースターがあるご家庭や、コーヒー好きの方ならコーヒーメーカーが、ミキサーを頻繁に使うご家庭ではミキサーが常駐していたりしますし、最近のところではフライヤー的なモノが置いてあったりすることもあるわけです。
ウチの場合、そういった器具がカウンターの上に置いてあるもので、実際のトコロはカウンタースペースの半分くらいは常にそういったモノに専有されてしまってるんですよね…。
その結果、キッチンの作業スペースが微妙に足りなくなって、いつも何だかごちゃごちゃした感じになってしまっているような気がします。
このキッチン、良い感じなのは間違い無いと思うんですけれど、真似する場合には必要に応じて「調理家電置き場」を確保するのをお忘れなく…ということで…。
( via skona hem )

【棚板で踏板で読書スペース】階段脇の作り付けの本棚



この組み合わせ、コレまでにも何度もご紹介したことがあるんですけれど、もしかして階段と本棚って…やっぱ似てる…?
階段脇の本棚、スペースも有効活用できますし、使い勝手も良さそうで良いですよね〜。
この階段と本棚、下から見るとこんな感じでして、なんだかものすごく一体感があるかなと。
どこまでが本棚でどこからが階段なのか、ぱっと見分から無い…という程では無いですが…。
でも、踏板がそのまま棚板やカウンターの天板になってたりして、デザイン的にもかなり面白さはありますよね。
しかもこの階段、踏板の右側が一段抜かしで短くなってるんです。
で、そこに座って本を読むことが出来てしまうという…。
コレ、一見単なる思いつきかのようにも思えてしまうんですが、結構色々と考えられたアイディアなのかなと。
階段の蹴上の高さって、踏み面の巾にもよるとは思うんですけれど、だいたい15cm〜20cmの間くらいだと思うんですよね。
で、踏み面巾が20cm〜25cm程度だとすると、そこに座ることは十分可能にせよ、狭すぎて「腰を落ち着けてしばらく本を読む」という感じには到底ならないかなと。
それが、この階段のように一段毎に抜いておくことで、かなりゆったりとした座りやすいスペースになってくれるわけです。
しかも、本棚として考えた時にも、高さが15cm前後だとすると文庫がギリギリ収まるサイズなわけですが、その倍の30cm強の高さにしておけば、ハードカバーやムックなども含めて幅広い種類の本が収納できるようになりますから。
そういう意味では、あくまで階段としての機能を損なわないままに、ちょっとした読書スペースを作り出しつつ本棚としての使い勝手も確保しているという、なかなかのナイスアイディアなわけです。
収納効率を考えた場合には文庫専用の棚というのも欲しい様な気もしますので、場合によっては「15cm程度の高さの棚を基本として、何箇所かを抜いて30cm高の棚も作って、そこに読書スペースを作る」というやり方もアリかも知れません。
「大きな本棚が欲しいけれど、作り付けるスペースが無い」というそこのお父様、いかがでしょうか?
ホントにこんな感じの階段兼本棚をお作りになる場合には、棚板を抜いたトコロから転落したりしないように、ネットなどの転落防止措置を設けるのをくれぐれもお忘れなく…。
※そういえば、階段脇の本棚と言えばこんなのもありましたね〜。よく見るとコチラも一段抜かしになってます。
( via designrulz )