【省スペースでも大容量】冷蔵庫脇のシンプルな酒棚



やたらと酒棚の写真を発掘してしまうのは、やはり夫婦揃って酒飲みなせいでしょうか…。
今までにも何回か「酒棚」をご紹介してきたんですが、もしかすると、今までご紹介したどの酒棚よりも、今回のコレが一番現実的なアイディアなのでは無いかと。
コチラ、ドバイの某貸し別荘のキッチンなんですが、冷蔵庫脇にはCDラックか何かと見紛うような、とてもシンプルな酒棚が。
さすが、中東といえども非イスラム教徒の多く住むドバイ。
わかってますね〜。
この酒棚、見た感じは極々普通、且つ、一見すると収納力も大したこと無さそうにも見えますが、実際の棚の数は縦19段×横2列=38ということで、この幅僅か40cm弱のスペースに40本近いお酒が収納できてしまうワケです。
コレだけのスペースがあれば大抵のご家庭では十分という感じなのかなと。
冷蔵庫脇という場所も使い勝手が良さそうで良いですよね。
コレだったら、うっかりワインの飲み頃を逃してしまうことも少なくなるのでは無いかと。
この作りだったら、ほとんどのご家庭で何の無理も無く作ることが出来そうですし、スペースもほとんど取りませんので、「迷ったらとりあえず作っておく」というくらいで導入してしまうのもアリかなと。
( via decoist )

【家族の空間】キッチン脇のコンパクトなダイニング



基本的には、「大きい」「広い」「ゆったり」みたいなモノの方が好きだと思ってるんですけれど、こういうのを見ると、ホントのトコロはどういうのが好きなのか、ちょっと分からなくなったりします…。

こういうコンパクトなダイニングも良いですよね〜。
広々として開放感あふれるダイニングスペースというのも当然良いとは思うんですけれど、レイアウトの話とか、もっとストレートに現実的な話をするならば、コストとの兼ね合いという話もあります。
その点、こんな感じのダイニングならば、必要とするスペースも最小限で、雰囲気もいい感じで言うこと無しなワケで…。
でも実はそういった話よりも何よりも、こういうダイニングには、「広いダイニングには無い何か」があるような気がするんですよね。
いうならば、必要にして十分な広さのスペースの中で、そこで暮らす家族が最大限に密なコミュニケーションを保って過ごせる幸せとでも言いましょうか。
コレは、僕自身が、子供たちもまだ小さく可愛らしく、幸いにして夫婦仲もほどほどに良く、理解のある伴侶に色々なコトを大目に見てもらっていたりという恵まれた環境にいるからこそそう思えるのかも知れませんが、家族という単位で暮らしている以上、こういったコトって実は最も大切なことなのでは無いかなと。
逆にいえば、例えどんなに裕福になって、どんなに立派なダイニングがある家を建てようとも、そこに家族のすれ違いが生まれてしまうような空間では意味が無いと思うんです。
ダイニングやリビングという「共用スペース」には、家族が常に密に寄り添って過ごせて、時には強制的に距離を縮めさせ、良い関係を助長し、長きに渡って家族という単位がより良い形に保たれることに寄与するような、そういった機能が必要だと思うんですよね。
いつでも家族皆でお茶をしながら何気ない会話を楽しめるようなできるだけ小さなダイニングというのも、1つの理想形なのでは無いかなとか。