【シンプルで心地良い空間】書斎の作り付けカウンター



コチラの書斎、ちょっと良い感じだなと思ったのでご紹介させて頂きます。

壁面一杯に限界まで大きく口を広げた窓と、その下の、これまた壁の端から端まで作り付けられたカウンターの組み合わせが素晴らしく良い感じですよね。
横幅2mちょいといったトコロでしょうか。
全然広々という感じじゃないですけれど、シンプルで居心地が良さそうで、何だかとっても良い雰囲気なのでは無いかなと。
こういうカウンターを見てるとつくづく思うんですけれど、やはり大工さんの仕事ってイイですよね。
この作り付けカウンターに代わるようなものって、いくら足繁く家具屋に通ってもなかなか見つけられないと思うんですよ。
でも、家を建てる段階で各部屋のレイアウト詳細までしっかりと決めて、「ここにこんな感じのカウンター作ってね」「天板はちょっと良い感じのモノを張り込んじゃってね」と大工さんにお願いをしておくことさえ出来れば、先方はプロですから、チョチョイのチョイでこんな感じの素晴らしいカウンターを造作しといてくれちゃうわけです。
「将来的には模様替えしたいかも」とかそういう可能性があっても、必要に応じて取り外せるような作りにしておいてもらえば良いわけですしね。
あ、それの応用で、部屋の形状を正方形にしておいて、四方の壁全部にロイヤルか何かの棚柱金物を埋め込みつつ、着脱式のカウンターも取り付けられるようにしておくというのはどうでしょうかね…。
そこまでやっちゃうと、ごちゃごちゃし過ぎちゃってこのシンプルな雰囲気の良さが失われちゃいますかね。
やっぱ、計画性って何よりも大事なんですよね。
( via the guardian )

【収納力図書館並み】天井まで突き抜ける巨大本棚タワー



コチラの本棚、あまりにも面白過ぎなんですけど…。

幅3mちょいというトコロでしょうか。
階段脇の吹き抜けを使って、天井までどーんと突き抜けて本棚を作っちゃってます。
で、脇にまわって横からみてみると…。
あれ…? 奥行きも3mちょい…というコトは、この本棚、正四角柱の形をしてるんですね。
差し詰め「本棚タワー」とでも言ったトコロでしょうか。
この面には入り口のようなものがあって、タワーの内部に入っていけるようになってます。
で、内部に入ってみると、
内側が全部本棚になってまして、階段があって、タワーの中を上っていけるようになってるんです。
タワーの中央部はなんなのかといいますと、
ちょっとしたベンチが作られてたりして、ココで本が読めるようになってるんですね〜。
この本棚、ともかく収納力抜群なのだけは間違いないのでは無いかと。
内側だけでも3m×4で幅12m分の本棚相当ですし、もしも外側も同じように本棚として使えるようにしたら、更に倍で幅24mの本棚相当ということになります。
それが高さ2フロア又は3フロア分って、どのくらいの容量なのかちょっと想像できませんね…。
例えば10畳くらいの部屋があったとして、面積16.5平方mということですので4m×4m程度の部屋ということになります。
この部屋の壁が全部本棚だとしても幅16m分しかないわけで、ということは、幅24mということは15畳くらいの部屋の全部の壁が本棚になっているくらいのサイズということですね。
それが更に2フロア、3フロアということは、単純に考えて、壁面が全て本棚になっている15畳の部屋が2つ3つあるのと同じってことですよ…。
これはもうちょっとした図書館並みの収納力ということになるのではないかと。
本好きにして本持ちの身としては羨ましい限りです。
しかし、何でまた階段の脇にこんなものを作ったんでしょうかね…。
このタワー内部の階段を使って上の階に上れば良いのに、タワーの階段では上のフロアには行けないんですよ…。
といっても、実はコレ、イギリス ビクトリア&アルバート美術館の内部に作られた展示会出品作品なので、ココらへんの作りに無理があるのも当たり前といえば当たり前なんですけどね。
でも、実際のお宅でも、階段脇の壁面スペースに巨大な作り付け本棚を作るというアイディア、そんなに珍しくも無く見かけるじゃないですか。
それだったらいっそのこと、建物の中心に思い切ってこんな感じの本棚タワーを立てて、各フロアどこからでもアクセスできる家族共用の巨大本棚を作ってしまうという手もアリかも知れませんよね〜。