【程よく緩い包まれ感】リビングの片隅の読書エリア



ここのトコロ、書斎やワークエリア関係の話題を比較的頻繁に取り上げてきたような気がしますが、その系統のもっともシンプルな形といえばこんな感じなのかなと。

どうでしょう?
コレはある種の究極系と言えるのでは無いかと。
机、ありませんから。
というか、書斎どころかワークエリアですら無く、敢えて言うならば”Reading Nook”というヤツなんでしょうが、それにしてもシンプル過ぎます。
そしてコレ、中々良いような気がします。
先ず何よりも、省スペースですから。
というか、リビングの片隅にソファを置いただけという噂もありますけど…。
でも、それだけじゃ無いですよね。
棚の一部がちょうどソファ1つ分くらいポッカリと空けられてます。
これ、意外と包まれ感があって落ち着きそうな気がするんですけど。
しかも、皆と一緒にリビングにいつつも、「ココに座ってるときは俺の時間ね」みたいな感じで、家人と微妙な距離感を保てそうな気がします。
棚に取り付けられたライトがまた良い仕事してます。
実用的であり、且つ、空間を特別な場所として色付けするのにも一役買っていると思います。
色々応用も効きそうですよね。
棚をこんな感じのシンプルな棚にしておいても良いですし、もう少し存在感と奥行きのあるしっかりとした棚板を入れて、立派めの作り付けの本棚にしても良さそうです。
で、そこに浅く収まりつつ、コーヒーでも飲みながらゆっくりと読書をするというのはどうでしょう?
このくらいのスペースなら、リフォームどころがちょっとしたレイアウト変更のついでに作れちゃいそうですよね。
今度の模様替えで、こんな感じの「心地良いスキマ空間」を作ってみてはいかがでしょう?
( via freshhome )

【自宅に必要な空間とは】寝室の片隅のワークスペース



ベッドルームの片隅にこんな感じの可愛らしい机を1つ置いておくというのも、なかなか良いやり方かなと。


ベッドルームの片隅の書斎机.JPG

実際のトコロ、ベッドルームにこんな机が一つあっても、使い方はかなり限定的になっちゃうとは思いますけど、でも悪くないですよね。
立派な書斎に憧れる気持ちも分かりますし、こんな小さな机1つじゃ本格的に仕事をするのには厳しいし、夫婦揃ってPCを使いたいときはどうすんだ、とか、そもそもアンタがこの机に向かってるときパートナーは何してるんだとか、考えだすとキリが無いです。
が、それもまた良いかなと。
そりゃ、自営で自宅でバリバリ仕事するような方は無理ですよ。
でも、サラリーマンで、家でPCを使うのはどうしても持ち帰り仕事しなきゃならないときだけ、というくらいだったら、やり方さえ考えておけば、こんなちょっとしたワークスペースだけでも充分な気もするんですよね。
家族で暮らしてるんだから、リビング・ダイニングにいるときにはPCなんか触らなくても良いような生活を送ったほうが良いかなと。
どうしても調べ物とかでWebを見たいときには、今どき携帯もあるし、それじゃ物足りない方はタブレットの1つでも置いておけば良いわけですから。
で、「どうしても今日は家で仕事しなきゃならないんだよ…」というときには、アナタだけがベッドルームに篭って、この小さな机に向かって肩をガチガチに凝らせながら、なるべくササっと仕事を終えれば良いのかなと。
環境が良くないから、却って仕事を早く終わらせようと頑張ったりもできるかも知れませんよ。
繰り返しになりますけど、しっかりとした書斎があった方が、仕事がし易いのは間違い無いとは思います。
でもその前に、本当に自宅で仕事がし易い必要があるのかどうかを先ず考えてみるというのは、とても重要なことだと思います。
のんびりと本を読みたいんだったら、リビングかどこかに、座り心地の良いゆったりとした一人掛けのソファを置いておくだけでも充分かもしれませんから。