【素敵過ぎる系】寝室に隣接する屋外リビング



家を建てるときに、寝室のスペースに気持ち余裕を持たせて作っておいて、ソコにソファなんか入れて「第二のリビング」みたいにしちゃうとかなり良い感じだったりするわけですが…。

こんなコトされちゃったら、さすがに敵いませんよね〜。
寝室にこんなゆったりとしたバルコニーが付いているだけでも相当嬉しいはずなのに、ソコに何の躊躇もなくソファとローテーブルなんか置いちゃってます。
コレはもう、完全に屋外リビング的な空間に仕上がってますね。
ココで夜空を眺めながらゆっくりとお酒とか飲んだら、さぞや気分が良いんでしょうね…。
朝だって、このソファに座って空を眺めながら歯磨きしたり、ちょっとコーヒー飲んだりするだけでも、色々なものから一日分の活力を貰えそうな気がします。
そもそも、全開口のスライディングドアで屋内外の空間をフラットにつなげちゃうなんて、コレ、寝室というよりもリビング的な空間の作りなんじゃ無いでしょうか…。
ちょうど昨日、そんなテラスをご紹介した様な記憶が…。
しかもコレ、こういう「素敵過ぎる系」のアイディアの中ではかなり現実味が高い部類のものな気がしますよね。
ちょっと大きめのバルコニーを作ることができて、視界とかの周辺環境的なものがクリア出来れば、そんなに難易度高く無く作れちゃいそうですから。
コレからお家を建てるご予定の皆様、コチラ、検討項目の1つに加えてみてはいかがでしょうか?

【動線の拡がり】立体的に空間をつなぐ二つ目の階段



もしもスペースに多少の余裕があったら、庭やテラスに外階段を1つ追加で作ってみると色々と面白いかもしれませんよね。


外階段のある庭_[0].jpg



大抵の場合、家を建てる際のレイアウトには色々な制約があって、その中でなるべく有効にスペースを使えるように考えつつ、生活動線的にも無理が無く且つ便利なように考えて各スペース・機能を配置します。
その中で階段の果たす役割は相当重要です。
階段を介して接続された別フロア同士の空間も隣接した空間なわけで、当然のことながら、階段をどこに持ってくるかで各フロアのつながり方や建物全体の動線が変わってくるわけですから。
で、通常は模型なんかも作りつつそのあたりを色々と検討して、最も全体としてのバランスが良くなりそうなトコロに階段を作るわけですが、必須では無い2つ目の階段を敢えて作ってみたりすると、家全体の動線がより広く柔軟に選択できるようになるのかなと。
例えば、中階段1つだけの場合には単線だった動線を複線や環状線にすることが出来たり、思いもよらない空間同士を近づけたりすることができるわけです。
上の写真のオタクでいえば、外階段を追加で作ることによって、庭と2F居室/屋上という空間を直接つなげることができています。
例えば、中階段1つの場合には、2Fの寝室から庭へは「2F寝室-1Fリビング・ダイニング-庭」という「間接ルート」でしか移動できなかったのが、外階段を作ることで、「2F寝室から直接庭に出て水遣りをしてからダイニングで朝食」というルートで移動できたり、屋上へ出るためのルートにしても「庭から直接屋上」という「直接ルート」で移動ができるようになるわけです。
別に「直接ルート」でなくても「間接ルート」で移動すれば良いと思うかもしれませんが、「庭にいる人が一旦家に入って中階段を使って屋上まで上がる」という「間接ルート」は、「直接ルート」に比べれば気持ち的な面でのハードルはかなり高くなるわけで、結局のところ、「直接ルート」があるかどうかというのが実際に居住者の家の中での過ごし方や日々取る行動に大きな影響を与えることになります。
ただそれだけのために2つ目の階段を作るというのはちょっと贅沢な方法なのかも知れませんが、階段下のスペースを収納や小さなワークスペースに仕立てるなど、その他の使途も兼ねて空間を有効に活用できる方法を考えれば多少はスペース的な負担も軽減できますし、メリットや面白さが見いだせそうならば思い切って設置してみる価値はあるのでは無いかなと。
( via jmA )