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吊りベッドのある屋外ベッドルーム



こちらのベッドルーム、何だかとっても良い雰囲気だったのでちょっとご紹介させて頂きます。

「住宅」としてご紹介するにはあまりに系統が違いすぎるかな、とも思ったんですが、ま、良い感じなので良いかなと。
元々はQuentin Baconさんという写真家の方のサイトに掲載されていたインテリアの写真の中の”Country”というシリーズの中の一枚でして、ココがどこなのか、という様な情報が一切無いもので、コレ以上の細かいところがご紹介できなくて残念です。
それにしても、ここは一体どこなんですかね?
ベッドが3つある、ということは、通常の個人宅のベッドルームではなく、どこか郊外に建つ別荘的な建物とか、ゲストルーム的なお部屋とかなんでしょうか。
遠くに山と湖が見える素敵なロケーションです。
しかも東屋のような、ベランダのような、独特の雰囲気のある半屋外的なスペースで、相当開放感がありますね。
こんなところで日の出とともに目を覚ます生活を送ったら、身も心もしっかりとリフレッシュできそうです。
ベッドもちょっと変わってます。
天井から鎖で吊るしてある「吊りベッド」のようなベッドなんですが、こういったベッドって何かメリットがあるんですかね?
身近にこういったベッドを使っている人がいないもので、実際に実物を見たこともなくて、イマイチぴんと来ませんが…。
ベッドの下のお掃除が楽そうではありますが、そんな夢の無い目的では無いと思いますし…。
もしかして、使わないときには天井に引き上げておくことができたりするんでしょうか?
そうだとすると、現在発生中のウチの子供達のベッド問題にも応用できるかも…。
もうちょっとよく調べてみないと…。

隣接する空間同士のギャップ



このベッドルーム、何だかとっても良い感じじゃないですか?
黄色のお花柄の壁紙はちょっとやりすぎちゃっている気もしないでも無いですが、落ち着いたイエローとグレーがなかなか良い感じに組み合わせられているのではないかと。
色使いも良いなとは思うんですが、奥に見えるウォークインクローゼットもかなり「良い感じ」ですね。
ベッドルームとの雰囲気のギャップが、結構普通の感じのウォークインクローゼットを、何だかちょっと魅力的な「不思議な場所」に見せているような気がします。
30年以上も前、まだ「ウォークインクローゼット」という言葉が一般的で無かったころ、ウチの実家にあった納戸を思い出しますね。
古い家には何かしらそういった納戸的なスペースがあったと思うんですけれど、部屋の様で部屋でない何だか「非日常的な」感じをもつその空間を、幼心にもとても面白く感じていた記憶があります。
この写真を見ていて思ったんですけれど、ウォークインクローゼットを単なる機能的な空間「だけ」として作らずに、プラスアルファの「何か」を持たせることを考えると、色々と面白くなるのではないかな、と。
当然機能的で無いと困るのでそれは大前提なんですが、それだけでなく、「遊びココロ」を兼ね備えた空間にした方がいいと思うんですよね。
この写真で言えば、脳内お花畑みたいなイエローをふんだんに使ったベッドルームの雰囲気と、その向こうにある機能的なウォークインクローゼットとのコントラストがその面白さを現しているのではないかと思います(コレは実際にはウォークインクローゼットの面白さではなく、寝室の面白さに依存しているものなわけですが…)。
「このクローゼットに入って行ったら何があるんだろう?」と思わせるような「場所」を作ることで、隣接する別の空間も面白くなっていくのかな、と。
そういった見た目的な話だけでなく、機能的な面でも「ギャップ」や「遊びココロ」をもたせるのは面白いと思います。
例えばこのクローゼットに入って行ったら、一部が書斎になってたらちょっと面白いですかね。
基本は衣類とかカバンとかそういったものの収納空間なのに、実はテーブルと椅子とPCとかも置いてあって、ちょっと自宅で仕事がしたい時とか、一人でじっくり本を読みたい時なんかに籠もれる「小さな隠れ家的空間」になってるとか。
そういう意外性や面白さがあるおウチというのは、住んでいても楽しいと思いますし、模様替えとかレイアウト変更なんかをする際にも、色々と選択肢も広がって面白い様な気がしますね。
「何を作ったら面白いか」というのは人それぞれ違うんでしょうが、「何かプラスアルファを持つ空間を作りたい」という気持ちがあれば、そこには単なるウォークオンクローゼットでは無い「空間」を作ることができるのでは無いかと思います。
元ネタのサイトでは色々なタイプのウォークインクローゼットが紹介されていましたので、興味のある方は是非覗いてイマジネーションを膨らませてみてはいかがでしょうか。
( via skona hem )