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鮮やかさと補色とカラフルなインテリア



家具やインテリアと直接関係無いんですが、先日の「ライティングの参考 照明と補色」に引き続きまして、色使いにやられてしまった写真を見つけたものでご紹介させていただこうかな、と。

こちら、スペイン カタローニャ州のBernat Caseroさんという方の作品なんですが、このビビッドな色使い、かなり好きな感じです。
オレンジと緑という補色関係がベースで、しかも相当鮮やかな感じの色を持ってきてますので、見た瞬間にびびっときてしまうといいますか何といいますか…。
ダジャレが言いたくてこの記事を書いてる訳じゃないんです。ホントです…。どうしても我慢できなくて…。すんません…。
自分の家のインテリアにもこういう色使いを持ち込みたかったんですけど、素人がやるには中々難しいですよね。
後から思いついても、既存のインテリアやカラーリングとの兼ね合いというものがありますし…。
既に住んでいる家でこういったものを目指すならば、家具を入れ替えたり買い足したりするタイミングでちょっとづつやっていく、というのが良いですかね。
最近は強化ポリプロピレンのものなんかで結構発色の良いものがありますから、そういったものでライムグリーンとかアクアブルーとかオレンジとかの、気に入った良い色の椅子とかテーブルとかを探してきて、また1、2年後に何かを買い足す機会に、今度はその色に合わせて何か別の「びびっと」くるものを探す、みたいな感じでやっていけば、ちょっと時間はかかるかもしれませんけど、インテリアの中にこういった面白さを取り入れていくことができそうな気がします。
やっぱりホントは家を建てるときにやるのがいいんでしょうけれど、建築家さんにも色々なタイプがいますので、そもそもこういったのが好きでない人だったら、提案とかも全然してくれないと思いますし。
もしかするとそういうのが好きな人でも、施主側がそれとなく話をしなかったら中々提案しづらいものなのかもしれませんけど。
でも、普通に経済学部とかに行って普通にサラリーマンをやっている様な人には、そもそもこんな発想自体無いわけで(ある人にはあるわけですけど、少なくとも僕にはありませんでした)、思いつきでも冒険でも、もっとどんどん思い切って提案してくれたほうが、結果としては嬉しいと思うんですけどね。
ごくごく普通の人だって、家の中に色々と遊びココロが欲しいと思ってるんだと思うんです。
こちらも同じく「びびっと系」でもう一枚(しつこくてほんとすんません…)。
黄色と水色の補色

黄色と水色の組み合わせというのも良いです。
この写真を見ても思うんですけれど、こういった感じのインテリアにしたかったら、鮮やかな色を選ぶことは必須ですかね。
鮮やかじゃ無い色を選んだらそれはそれで面白い感じになるとは思いますけれど、雰囲気はまた違った感じになるんだと思います。
そのうち機会を見つけて、「鮮やかじゃない系」のカラフルなインテリアも探してみたいと思います。
Photo #1©Bernat Casero , #2©tantrum_dan

ライムグリーンのバスルーム



こちらのバスルーム、柔らかいライムグリーンの感じがとっても良いな、と思ったので、ちょっとご紹介させて頂きます。

ライムグリーンの壁の、発色が良いのに落ち着いた感じと、黒いタイルの組み合わせが中々いいと思います。
今までにも、インテリアにカラフルなものを上手に取り入れたケースをいくつかご紹介してきましたが、ライムグリーンという色は、カラフルな内装を取り入れたい時のアイテムとして、結構使い勝手が良い様な気がします(ライムグリーンのものが出てくる記事としては、「キッチンのタイル」、「ダイニングの椅子」、「リビングのソファ」あたりの記事がありますので、お時間ある方は覗いてみてください)。
と、ライムグリーンのバスルームの紹介が終わった所で、話は変わって、この広々としたバスルームの雰囲気と面積について、ちょっと考えてみたいと思います。
最初にこのバスルームを見た時に、「結構広々として豪華なバスルームだな」と思ったんですが、実際にはそれほどでも無いのかもしれないな、と思ったもので。
このバスルームが狭い、という意味では無く、一般的な家庭のバスルーム+脱衣所+トイレ、というのが、それなりに面積を専有している、という意味なんですが。
例えば、僕の家で言えば、かなりの狭小住宅なんですが、それでも、バスルーム+脱衣所+トイレで、10平方m、6畳位のスペースは使っています。
それぞれを壁で区切ってますので、確かに相当狭く感じますが、仮にこのバスルームの様に、ひとつの部屋に納めてしまえば、それなりのスペースにはなるわけです。
この写真のバスルームは、ざっと見た感じで10畳位は有りそうですので、僕の家と比べれば1.5倍位の面積は使っているわけで、その分、広々とした贅沢な感じなわけですが、こういった、開放感のあるイメージにしたいのであれば、浴室、脱衣所、トイレを3つまとめてしまう、というのも一つの手なのかもしれません。
浴室と脱衣所とトイレを一緒にしてしまうと、「誰かがお風呂に入っているときはトイレに入れない」とか「冬は風呂場が寒くて・・・」とか、そういった問題が起きる可能性もありますので、目隠し的なくもりガラスを入れてみたり、浴室暖房を入れてみたり、という対処策はしっかりと考えたほうがいいと思いますけど・・・。
Photo ©axeldeviaje