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シンプルで暖かみのあるリビング・ダイニング



柔らかみのあるアンティークの木製家具や食器がピッタリとマッチするような、こんなリビング・ダイニングはどうでしょう?
こちら、パリのコンセプトストア・Merciのインテリア関連の展示スペースの写真なんですが、木造の梁や柱が剥き出しになった内装が、シンプルで暖かみがあって素晴らしい雰囲気を醸してますよね。
ただ、こういう「屋根裏なし」「断熱材なし」みたいな内装の家を建てて暮らすというのは、実際には色々と難しいところもあるとは思いますけどね。
夏は屋根からの熱が直接伝わってきますし、逆に冬は寒いかも知れません。
そもそもこんな作りだと冷暖房の効率だって悪いでしょうし。
「だからダメ」というわけでは無いですが、例えば昔の家に必ず屋根裏があったのには、そこに先人の知恵が働いていたからなわけで、そこを十分に理解した上で、こういった内装にするのであれば最新の断熱材や換気/空調の仕組みどう有効活用するかをしっかりと検討することが重要なのかなと。
上の写真は広々とした空間をゆったりと使ったリビング・ダイニング風のイメージなんですが、そのちょうど逆のエリアの写真で、こんな感じの写真もありました。
実際にはココは広い空間なんですが、写真だけ見ると、狭めのエリアを上手に使ったリビング・ダイニングのようにも見えます。
ウナギの寝床状の細長い空間を、思い切ってこんな風に「横に並んだリビング・ダイニング」にしてみても、結構面白いイメージになるかも知れません。
ま、もしも細長いスベースを使ってこういうレイアウトにするのであれば、キッチンからモノを運ぶルートとか、別エリアから出入りするためのルートとか、そういった動線的なものは十分に検討した方が良いとは思いますけれど。
理想で言えば、手前と奥、双方からこのエリアに出入り出来るような動線を確保して、且つ、家族の一日のサイクルの中で通るルートが、「ぶつかったり」「回り道させられたり」「戻らされたり」ということが起こりづらいようにレイアウトを決められれば、こういったレイアウトも十分に「アリ」だと思います。
こういうの、家を建てた後からアレンジでやるのは結構難易度が高い気がします。
やるなら家を建てる段階でイメージを固めておくことが重要かなと。
( via yellotrace )

日当たりの良いテラスの屋外ダイニング



さんさんと降り注ぐ太陽の光の下、こんなテラスでのんびりとコーヒーなんか飲んじゃったりして…。

このテラスの屋外ダイニング、良いですね。
ダイニングの一辺にあるガラス扉を開けると、こんな開放感抜群のテラスに出られちゃったりするわけです。
休日の朝、コーヒーとサンドイッチをトレーに乗せてこのテラスに持ち出して、家族皆でのんびりとした朝食を楽しんだりしちゃうわけです。
大人2人子供2人の4人家族くらいだったら、広い必要もないし、このくらいでちょうど良い広さですよね。
ま、そうは言っても、現実はなかなか厳しいというのも確かなんですけど…。
日本のように四季がある国では、真夏の真昼間は限界を越えて暑く、逆に真冬は天気の良い日の昼間数時間以外はかなり寒さが厳しかったりするかもしれません。
でも、考えようによっては、真夏は早朝と夕方、真冬はお昼、春と秋はいつでも、みたいな感じで楽しめると思えば、それはそれで十分な気もしますけど。
夏だけに限って言えば、テラスの上にタープを張って日ざしを遮れば、日中のかなりの時間は快適に過ごせるようになると思いますし。
僕は結構なんでもネガティブな面に目を向けてしまう方なんですが、こと家庭内での日常生活に限って言えば、多少ネガティブな要素があったとしても、それを解消できるアイディアを考えてそれとセットで色々と遊んでみるというのが、日々の生活を楽しむための秘訣の一つなのかなと。
だってこんな良い感じのテラス、自宅に作り忘れて後悔することはあっても、作って後悔することは無いと思いますから。