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スキップフロアで分けられたリビングの空間



こちら、CGで申し訳ないんですが、ちょっと良いなと思ったのでご紹介させていただきます。

スキップフロアって、良いですよね。
そのままであれば単に一つの空間な訳ですが、スキップフロアにすると床のレベルに差が生まれて、それだけで空間がしっかりと分かれてくる感じがします。
手前の空間は絨毯とソファのリビング、奥側の空間はフローリングとテーブルのリビング、という感じで、全く異なる空間を演出する事ができる訳です。
個人的な好みで言えば、奥の空間はもっと天井高を低くして、座布団や座椅子などを入れて、「目線の低い」生活空間にしても面白いのでは、と思いますね。
この写真の様な大邸宅ではあまり関係が無い話ですが、スキップフロアで上げた床の下を収納にしてしまう、という手もあります。
低いフロア側から物の出し入れをする収納として作ると、床の段差が全く無く、とても使い勝手が良くなるそうです。
Photo ©Carmy Mirabeau

中心に暖炉を挟んだリビングとダイニングキッチン



色々な暖炉ご紹介シリーズ、とうとう第二十弾まで来てしまいました・・・。つたない文章を読んで下さっている皆様、誠にありがとうございます。

記念すべき第二十弾は、こちら、相当ゴージャスな感じのシースルーな暖炉です。
リビングから見るとこんな感じで、暖炉のある広いリビング、という感じなんですが、
暖炉,ダイニングキッチン,シースルー

背面(というか両面)が耐熱ガラスになってまして、ダイニングキッチン側からも暖炉が楽しめる様になってます。
家のレイアウトの詳細はよくわからないんですが、写真の感じからすると、5、60畳位の大空間の中心に暖炉を配して、暖炉の一方のサイドをリビング、もう一方のサイドをダイニングキッチン、という様にしている様です。
これは相当良いアイディアだと思いますね。
暖炉は、火を入れてからしばらくしてしっかりと炉が暖まって、太い薪がしっかりと燃焼して炎が大きくなって、最終的には炎が落ち着いて真っ赤なおき火状態になる訳ですが、最終的な状態になるまでには、普通に1時間、2時間という単位の時間がかかります。
例えば、夜9時の段階でリビングで炎を楽しみたいとすれば、その30分前、1時間前など、相応の時間から暖炉に火を入れ始めなければなりませんし、遠赤外線による暖房効果を得たいとすればもっと前の段階で始めなければいけません。
リビングに暖炉があるレイアウトのお家で、仮に、その逆算した時間にダイニングで食事をしているとすれば、食事の途中でリビングに作業をしに行かなければいけないですし、食事中は途中の経過を楽しめない、ということにもなってしまう訳です。
それが、このシースルーの暖炉を設置してしまうと、リビング、ダイニング、どちらにいても、双方の空間で炎を楽しみ、遠赤外線による暖かさも享受できてしまう、と。
素晴らしいアイディアだと思いますね。
ただ一つの問題は、60畳もある大空間をどこに作るか、ということだけです・・・。