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スライドドアと収納棚で区切られるキッチン



このキッチンの収納棚、ちょっと良い感じじゃ無いですか?

スライディングドアと収納棚で区切られたダイニングキッチン

サイズは幅1mちょい×奥行き40cm程度といったところでしょうか。幅をカウンターの奥行きとぴったり合わせつつ天井まできっちりと使い切ったこの作り、結構な収納力を発揮してくれそうです。

キッチンカウンター脇の半透明な収納棚

半透明で、内部が見えすぎない程度に薄く透けて見えるようになっているところがまた良いですよね。光を受けて透き通った棚がインテリア的にも中々良い感じなのもさることながら、何よりも、細々したものを収めておいても、どこに何があるのか常に把握しておくことが出来て実用面でも便利そうです。

 

写真奥、テラスに面したカウンターはコンロの埋め込まれた調理スペース。

テラス脇のキッチンカウンター

カウンターとテラスとの間は全開口型のスライドドア。開け放てば、屋内のキッチンを使いつつ手軽に自宅BBQが出来ちゃいます。

 

実はこのキッチン、手前の下ごしらえ&片付けスペースと、奥のテラスに面した調理スペースを、こんな感じにスライドドアで区切ることができちゃうようにもなってたりして。

スライディングドアで区切れるダイニング・キッチン

しかもこのスライドドア、窓付きなんですよね。必要に応じてスペースを区切りつつも、単純に分割してしまうのではなく、分け方/つなげ方を微妙に調節できるこういうアイディア、良いですよね。

 

キッチン1つとっても、これだけのものを作り込んで、そしてそこで毎日の生活を存分に楽しむことができるわけで、こういうお宅を拝見すると、家の作りや設備について色々と考えて検討することの面白さ、大切さを改めて感じさせられます。

 

手前のスペースにもガスかIHのコンロを用意しておくと、こちらのスペースだけでも独立したキッチンとして使用できて、使い方の幅が更に広がるかも。

( via HOME & DECOR )

シンプルなインテリアにミニマルな照明



こちら、語学学校だった建物をリノベーションしたドイツのお宅なんですけれど、すっきりと落ち着いたシンプルな内装に最小限の照明を配置したミニマルな感じがとても素敵かなということで、ご紹介させて頂きたいと思います。

 

ワークスペースの天井には、ちょっと変わった形のアームランプを2つ。

天井からアームランプが2つぶら下がるワークスペース

2つのアームランプで細長いテーブルの全体を照らしても良いですし、もう少し沢山光が必要なときには1箇所を2つ両方で照らして使ったりもできます。2つの光の当て方の組み合わせを工夫して光と影の具合を調節したりすれば、ものの色・形を確認したり、ちょっとした撮影をしたい場合なんかにも便利に使えそうです。

 

ダイニングの天井には、遊び心のあるちょっと変わったデザインのハンギングランプを3つ。

3つのハンギングランプのぶら下がるダイニング

こちらのお宅、何が良いって、ダクトレールを一切使ってないところが良くないですか?

ダクトレール、後から照明の場所を動かせて便利なんですけれど、見た目的にはあんまり良い感じじゃ無いですよね。家を建てる際に、「よく分からないからダクトレール入れとくか」的なことになってしまうことって珍しく無いと思うんですけれど、正直言って、そういうのは出来る限り頑張って避けたほうが良いかなと。

どこにどんな照明が必要かどうしても分からなかったら、とりあえず配線だけ出しておけば良いんですよ。もしも1つで不安なら2つ3つ用意して、ダウンライトと組み合わせてという手もありますしね。

 

リビングのコーナーエリアには、壁面に長いアームランプ。

長いアームランプが壁に取り付けられたリビング

ワークスペースの天井のケースでも感じたことなんですけれど、こういったアームランプの使い方、必要とする部分だけに的確に光を届けることが出来てなかなか良い感じかなと。

 

キッチンの天井にはダウンライトのみ。

ものすごくコンパクトなダウンライトの埋め込まれたキッチン

 

大きな窓のある明るいバスルームには、鏡の上にウォールランプを2つ。

大きな窓と2つ並んだウォールランプのある洗面所

 

ベッドルームには、シンプルな小さいハンギングランプを1つ。

シンプルなハンギングランプが1つぶら下がるベッドルーム

この潔さが素敵かなと。勉強や読書の際の光量が足りなきゃ、必要に応じてデスクランプかフロアスタンドでも追加すれば十分ですしね。

 

どこもかしこもシンプル過ぎるこの感じ、良くないですか?

このくらいやっちゃっても、どうせ足りなくなんてならないですから。

どうしても足りなきゃ、スタンドライトでも何でも探してくりゃいいんです。

きっとそれがまたいちいち楽しかったりするはずだと思いますしね。

( via Home Adore )