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【リビングで毎日キャンプ】フロアレベルの焚き火台



この暖炉は相当良いですね〜。

暖炉というよりも焚き火台と言った方が正しいのかも知れませんが、ともかく良い感じなのは間違い無いかなと。
僕のウチにも小さいながらも暖炉が有るんですが、実際に暖炉を所有している身からしても、この焚き火台は相当オモシロそうに思えます。
まず、この「低さ」が良いですよね。
一般的な暖炉や薪ストーブは、床から50cm程度の高さに設置されているのが普通なのかなと。
それは、各種操作をしたり炎を眺めたりという一連の動作を椅子に座って行う前提だから、ということもあると思いますし、耐熱/防火という面を考慮して、床から一定の距離を保ったり、耐熱レンガで覆ったりということをしているからでもあるわけです。
それに対してこの焚き火台は、床と同じ高さにそのまま設置されて(埋め込まれて)います。
床に直接座ってこの高さの炎を眺めたら、通常の暖炉や薪ストーブでは到底味わえない「近さ」「臨場感」を堪能出来てしまうのではないかと。
この距離感、日本の囲炉裏にも共通するものがあるような気がします。
それに加えて、この焚き火台は周囲に覆いがありませんよね。
煙突は天井から垂らして、部屋の中央にそのまま焚き火台を設置してしまうことで、360度全ての方向から炎が楽しめるようになっているわけです。
この焚き火台をぐるりと囲って皆でお酒でも飲みながら過ごしたりするのも良さそうですし、ただ単に何もせずに炎を眺めながらゴロゴロしながら過ごしたりするのも良いかもしれません。
何にせよ、こんな焚き火台がリビングあったら、自宅に居ながらにしてまるでキャンプの焚き火を囲んでいるような感じで過ごせそうで、毎日が相当楽しくなりそうですよね。

【明るく開放的】大きな斜めの窓があるダイニング



以前にも似たような窓をどこかでご紹介したことがあるんですが、こういう斜めになっているリビングとかダイニングの窓って、なかなか良い感じだと思います。

壁が斜めになっているというのが空間として使い易いかどうかというのは別として、こういう窓って、居室の雰囲気とか開放感とか明るさとか、そういった面では結構優れている気がするんですよね。
まず第一に、このくらい思い切った大きな窓を作っておくと、窓全体が居住空間の上にかぶさった感じになります。
そうすると、居室全体に「斜め天井の包まれ感がありつつも開放的もある」という面白い雰囲気が生まれて、一粒で二度美味しい的なオトク感を味わえてしまうのでは無いかと。
そして次に、窓自体に角度が付いていることによって、外部の水平方向及び下方向からこの窓を見たときの「見た目の面積」が小さくなりますので、外部からの視線を遮る効果も得られてしまいます(簡単に計算してみますと、仮に壁が60度の角度で立っていた場合、実際の窓の大きさと水平方向からこの窓を見た場合の見た目の大きさの面積比は”2:√3″になるワケで、ヘリとか窓枠とかそういったものを考えなくても、外部からの視線を15%近くもカットしてくれるわけです)。
しかも窓自体に角度がついている分、普通の窓に比べてかなり多くの光が室内に注ぎ込みますので、天窓並とまではいかなくとも、居室内がかなり明るくなる効果も望めてしまうわけで。
住宅地の場合、北側車線や道路斜線の関係で建物や天井の一部が削られてしまうということも珍しく無いですけれど、そこを逆手にとってこんな感じの窓を作ってしまえば、アイディア一つでデメリットをメリットにしてしまうことも可能なのかなと。
ただし、斜め上からこの窓を覗き込まれてしまうと、垂直に立っている普通の窓よりもより外部から見えやすくなって丸見えになってしまうということでもあるので、周辺環境や立地条件についてはよーく検討することをくれぐれもお忘れなく。
( via designboom )