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ベランダの居間化計画 a.flatの座椅子



敢えて、「リビング」ではなく、「居間」と言わせていただきます。

ウチのベランダは、(実現できているかどうかは別として)、“リビングの様にくつろげるベランダにしたい”、がコンセプトです。
その為に、リビングの床とベランダの床をフラットにつなげ、上にタープをはってみたり、IKEAの屋外家具のベンチを置いてみたり、と色々と試してみてはいます。


でも、実は昔から「コレ良いな」と思っているのが、このa.flatの座椅子です。
ウチの近所には、NOCEとこのa.flatが、比較的近くにあるので、NOCEを覗いたついでに(a.flatの方、すみません・・・)、よくa.flatも見に行きます。
この座椅子、背中の部分がちょうど良い具合にカーブしていて、座り心地抜群です。
ベランダにこの座椅子を4つ位とローテーブルを置いて、夕暮れにコーヒーを飲んでみたり、友人とお酒を飲んだりしたら、結構良い感じなのではないかと思います。
思い切ってちゃぶ台を置いて、春や秋の季節の良いときに、家族で鍋とかおでんとかをつつくのも楽しそうです。
重ねる事ができますので、使わないときには、重ねて室内の端にでも置いておけば、場所もとりません。
ただ、一つだけネックがありまして・・・。
この座椅子、価格が一つ26,250円します・・・。4つ買うと105,000円ということで・・・。
欲しい・・・。

外に向かう家 – ロイドの落水荘と空間デザイン



フランク・ロイド・ライト 落水荘 遠景

フランク・ロイド・ライトの建築の代表作の一つに、落水荘という建物があります。
カンチレバー(片持ち梁)構造を用い、その下に川が流れ、それが滝へと続く、非常に特徴的な建築物です。
 
この建築には多くの特徴があるのですが、中でも面白いものをいくつかあげてみたいと思います。
・1階、2階、屋上、全てのフロアに、広いテラスが設けら、全てのテラスからは滝が眺められる。
・テラスと屋内のフロアは、段差の無い、フラットな造りとなっており、テラスもリビングの一部として使用される事を意識している。
フランク・ロイド・ライト 落水荘 森側から
フランク・ロイド・ライト 落水荘 テラス
フランク・ロイド・ライト 落水荘 テラス立体図
・リビングの窓は大きく、天井は低く作られている。低い天井はリビング内部の人間に圧迫感を与え、リビング内にいる人間の意識が、大きな窓を通して自然と外へと向かうことを意識している。
・リビングから直接水辺へと降りて行く事ができる階段が設けられている。
フランク・ロイド・ライト 落水荘 テラス 横から
フランク・ロイド・ライト 落水荘 テラス カンチレバー 滝
リビングからの階段で水辺に降りた場所からの風景はこんな感じです。
フランク・ロイド・ライト 落水荘 滝
この建築物をみたとき、どうしてもまず、家の下に川と滝がある、という点に意識が行ってしまいます。しかし、建物の特徴をみていくと、実際にロイドが行なった事は、住む人の生活のイメージすること、そして、ある明確なコンセプトを具現化し、それを感覚に働きかける方法を考えた、ということなのだということが良くわかります。
この家の主であるカウフマンは、ロイドに対して、「滝を眺めて過ごしたい」という要望を出したそうです。それに対してロイドは、「滝と共に暮らす」家を造った、と言ったと言われています。
僕は建築に関しては全くの素人ですので、単なる素人考えになってしまうのですが、ロイドは、「滝を眺めて過ごしたい」と言われたときに、単に滝が眺められる様にレイアウトすることを考えたのではなく、人間がその家の中に入ったときにどんなことを感じるのか、その家の主が、その家の中でどの様な生活をおくるのか、というところから考えはじめたのでは無いかと思います。その結果がこのテラスであり、その結果がこのリビングであったのだろうと思います。
優れた建築家の建てた建物は、僕たちが暮らす自宅とは大きくかけ離れた存在の様にも思えます。しかし、その建物が何故そのような形になったのか、ということを想像してみることによって、自分たちの自宅を、より魅力的なものにすることに役立つ「何か」を得る事ができるのではないかと思います。
(Photos #1©KlausNahr , #2©Matija Grguric , #3©johncarljohnson , #4©Camryn Darkstone , #5©Matija Grguric , #6©paul-simpson.org , #7©pablo.sanchez , #8©shadysidelantern )