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煤けた風合いのあるリビングのシンプルな収納棚



こちらのリビングの本棚、ちょっと良い感じかなということで。

足場の板材を使って作った大きくてがっちりした収納棚

文庫、ハードカバーから雑誌など様々なサイズの本と、その他色々なオブジェ類やスタンドライトまで、アイテムを選ばずどんなものでも懐深く収めてくれるこういう収納棚、少し大き目のサイズで1つ用意しておけると何かと便利で良いですよね。

 

煤けた風合いのある、シンプルでがっちりとしたフレームと棚板の感じが、また良いですね〜。

家を建てる際に使った足場の板を材料にして作ったんだそうで。

 

1ブロックの縦横比は、ぱっと見で黄金比くらいかなと思ったんですけれど、少し横が長いですかね。ざっくり測ってみたところでは、横4段×縦6段で480px:420pxという感じでしたので、7:12≒1:1.7ちょいというくらい。

少し幅広めで収納効率良く使えそうなブロックを、縦長横長シンメトリー、大小交えて4×6段で組んで、最終的に正方形よりも気持ち幅広に収めてあるところも個人的には結構好みかなと。

 

シンプルで雰囲気のあるこういう棚、探しても結構見つからなかったりするんですよね。

DIYしちゃうのが良いんでしょうけど、それはそれで、材料も時間もなかなか手に入らなかったりして……。

( via dwell )

家の中心のプライベートなオープンスペース



中庭ってちょっと良いですよね。

紅葉するもみじの木のある中庭

中庭に面する部分をこんな風に全部ガラス張りにしておけば採光も良くなりますし、室内に居ながらにして、ものすごく開放的な雰囲気を楽しむことができます。

紅葉するもみじの木のある中庭に面したガラス張りのリビング

紅葉するもみじの木のある中庭に面したワークスペース

中庭に面する部屋が実際の床面積よりもかなり広く感じられるというメリットもありますし、中庭から上に風が抜けてくれますので、家全体の風通しも良くなります。

 

天気の良い日に気持ち良く過ごせるのは当然のこととして、例えば、梅雨の長雨の様子をリビングからぼーっと眺めたりするのも、独特の落ち着いた雰囲気を楽しめて良さそうかなとか。

アウトドアな雰囲気や自然を楽しむという面でいうと、植える木の種類なんかでも色々と変わってきますよね。

こちらのお宅のようにもみじなどの紅葉を楽しめるような植物を植えるのも良いと思いますし、常緑樹や、花や実をつけるような木を、小さな苗木から育ててみたりするのも楽しそうです。

 

外部から遮断されていますので、BBQをしたり夏場にプールを出したりするときにも、普通の庭やバルコニー/ベランダと違って人目を全く気にすることなく過ごせるというメリットもありますしね。

 

こうやって考えるとメリットばかりのように思えてしまう中庭ですけれど、実際に作るとしたら、色々と考慮が必要な部分があるのも確かです。

全面がガラス張りで採光も風通しも良いということは、逆に言えば、断熱性能の確保について相当しっかりと考えておかないと、いくらエアコンを掛けても全く効かなくて、夏は暑いし冬は寒いし、電気代はメチャメチャ掛かるしということになる可能性も高いわけです。

初夏から秋くらいまでの季節については、タープやオーニングなどを使って採光を上手にコントロールできるような仕組みを予め作り込んでおくのも良いかもしれませんね。

建物の中央に庭があるわけですから、ヘタをすると動線がめちゃくちゃになって毎朝毎晩やたらと遠回りをさせられたりというようなことになる可能性もありますので、家族それぞれの日々の生活を踏まえてレイアウトをしっかりと検討しておく必要もありますよね。

他にも、水はけや排水についての考慮(特に、最近頻発するゲリラ豪雨のような大雨時にも確実に排水できるようにしておく)が必要だったり、作りによっては建物の強度や施工費などに影響してくることもあったりと、中庭1つ作るために結構な手間が掛かってくるのも事実です。

 

でも多少の手間隙が掛かるとしても、自分たちだけのこんな素晴らしいオープンなスペースが自宅の中に持てるのなら、しっかりと検討してみるだけの価値は十分にあると思うんですけどね。

紅葉するもみじの木のある中庭2

( designboom )