こちらのお宅の作り、ちょっと良い感じじゃないですか?
わずか74平方mの土地に、コンパクトな建物を二棟L字型に並べたような配置になってまして、L字の内側部分がウッドデッキのテラスになってるんです。
手前側の建物がリビング・ダイニング・キッチン。
リビングにはさり気なく暖炉が設置してあったりして。
梯子を上った先には、天窓付きのロフトのベッドルームもあります。
奥側の建物はベッドルーム棟。
明るく開放的で、そのまますぐに庭に出られる作りのベッドルームが、大小2つ。
そして、その間をつなぐ、ウッドデッキのテラス。
74平方mといったら、坪にして22坪ちょい。日本の狭小住宅並みの、かなりコンパクト目な土地なわけですが、こんなお宅だったら是非住んでみたいものです。
ただし、このお宅の場合は建物の周りにあと200坪くらい余った土地があるんですけどね……。
周囲のお宅との関係を考慮した配置を検討して、壁やフェンスや上手に目隠ししつつ、このお宅とはまたちょっと違った感じの、都会向けの狭小住宅のアイディアとして応用できたりすると面白そうですけどね〜。
( via SMALL HOUSE BLISS )
「リビング」タグアーカイブ
リビングとダイニングをつなげる中心の6段の階段
こちらのお宅のリビング・ダイニング、作りがちょっと面白いんですよ。
こちらがリビングで、
こちらがダイニング。
どちらも庭に面して並んだレイアウトになってるんですが、その間はといいますと…。
こんな感じの階段でつながってるんです 。
逆サイドのダイニング側からみると、こんな感じ。
といっても、別に本当にリビングとダイニングの間をつなぐためだけにこんな階段があるわけじゃなくて、この真ん中には、2階に上がっていくための階段があるんです。
何でこういった作りになったのかの詳細まではちょっと分からなかったんですけれど、恐らくは、蹴上げと踏面、家全体のレイアウトの関係からなんでしょうね。
ダイニングから隣のリビングに移動するのに、いちいち階段を6段昇り降りしなければならないというのは、もしかすると多少(かなり?)不便かも知れませんけれど、階段下を、リビング/ダイニング双方のエリアで収納スペースとして使えるのは結構大きなメリットだと思いますし、この階段が、スペース全体に独特の面白い雰囲気を与えてくれてるのも確かですよね。
朝、2階のベッドルームから1階のダイニングに降りてくるときに、家の中心から庭全体を眺めながら降りて来られるのも、想像してみるとちょっと気分が良さそうじゃないですか?
「家の中心部に階段があるのは家相が悪い」というような話も聞いたことがありますけれど、階段が中央にあると、左右どちらのエリアにも等距離でアクセスが出来て、動線的なメリットも大きいですし、家のレイアウトの自由度を上げる一手段としては、十分に検討の余地ありなやり方なのでは無いかと。
( via archilovers )