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【隔てて作る包まれ感】ロフト上下の寛ぎのスペース



今までにも何度かご紹介したことがあるんですけれど、こういうスペースの使い方って、最高に良い感じだと思うんですよね〜。

天井高250cmくらいの居室にロフトを作って、3:2くらいの割合で2つの空間に分けてあります。
ロフト下のスペースは天井高160〜170cmといったところでしょうか。
こぢんまりとしたこのスペースのコーナーに置かれたソファに座りながら、独りのんびりと読書に耽ったりしてみたいものです。
ロフトのサイドにさり気なく本棚が作り込んであるのも良い感じですね〜。
ロフトの上はこんな感じになってます。
包まれ感があって、ぐっすりと眠れそうなベッドルームですよね。
天井高もどう見ても140cm以下ですから、日本の建築基準法でいうトコロの小屋裏収納扱いにもできそうです。
ヘリの幅が40cmくらいあるのお陰で、このスペースを、本やちょっとした小物を置いておくベッドサイドテーブルの代わりにも使えそうです。植木を置くのはちょっと危なそうですけど…。
広々とかゆったりとか開放的とかもそりゃ当然良いわけですけれど、人間って決して狭いスペースで寛げないわけじゃなくて、それどころか、狭いスペースに包まれて篭るように過ごしたりするのが結構好きなんじゃないかなと。
そういった意味では、極々普通のリビングルームに唐突にロフトを作り付けて、こんな感じの天井の低い2つのスペースにしてしまうというのも十分アリな選択肢だと思うんですよね。
ところで、何の脈絡もアリマセンが、今日はクリスマスですね。
僕、今晩のディナーに、伊勢海老をさばいてお刺身を作ってあげる約束をしてるもんで、今日はもうお家に帰ります。
メリークリスマス。
( via Kvadratsmart )

【緩く繋がる緊張感】キッチンに隣接するワークスペース



このお宅のレイアウト、ちょっと良いなと思ったんですけど。

対面式カウンターのある、ゆったりとしたキッチン。
この明るくて開放感がある感じ、良いですね〜。
で、キッチン脇の通路を歩いて行くと…。
いきなりそこにはワークスペースが。
決して広々という感じでは無いですけれど、シンプルで広々としたカウンターデスクは作業がしやすそうで良い感じです。
「キッチン脇にワークスペース/書斎」なんて、レイアウトとしてはちょっと意外な気もしますが、コレはコレでなかなか宜しいのでは無いかと。
「今仕事が立て込んでて、休日もちょっとした時間があれば少し書類に目を通しておきたい」なんてときにも、この作りだったら、奥様がキッチンで何かをしている間にさり気なくワークスペースに行けちゃいます。
あと、コレって好みの問題でもあるとは思うんですけれど、自宅の書斎とかワークスペースって、あんまりクローズ過ぎない方が良いような気がするんですよね。
リビングのど真ん中にデーンとあるようなワークスペースだと、休日にちょっと持ち帰り仕事をしていても、奥さんや子供がいちいち話しかけてきたりしてなかなか集中できない、ということはあるとは思うんですけれど、完全な個室というのも、こもりきりになれちゃうので家族とのコミュニケーションに支障をきたしたりという問題が出てきたりします。
僕のような意志の弱いタイプは、人目にさらされずにPCに向かってたりすると、雑念が生じて却って余計な時間を費やすハメになったりすることもありますしね…。
その点、家族のいる空間からこのくらいの距離感で隔てられていると、適度にお互いの存在を感じて、必要ならば適宜コミュニケーションを取りつつも、それぞれがお互いの作業にしっかりと集中できるような気がしません?
このあたりの緩い空間の繋がり方って、例えば以前にご紹介した、吹き抜けやロフトの上にあるワークスペース(ココらへんとかココらへん)にも共通するモノがあるような。
こうやって改めて振り返ってみると、ワークスペース/書斎系についてはずいぶんと沢山ご紹介してきてますね。
ご興味ある方はコチラからチェックしてみてください。
ちなみにこのワークスペース、デスクの後ろにはこんな感じのデイベッドがあったりして…。
こんなのがあったら、一瞬で邪念の虜になっちゃうと思うんですけれど…。
仕事してるふりして、シリーズ物の小説を頭から読み直しちゃったりしてね…。
でも、実はこのワークスペースのそのまた奥にはワインセラーがありまして、油断してると、ふと奥様が何かを取りに来たりすることもあるわけですよ。
この緊張感が、仕事を各段に捗らせてくれるのでは無いかと…。
ワインセラー、欲しいな…。
( via Leivars )