」タグアーカイブ

【贅沢過ぎる空間】広大なオールインワンスペース



この天井の高い広大なお部屋、何だと思います?

リビングでしょうか。
結論から申し上げますと、コチラ、ベッドルームのようでございます…。
中央にででーんと置かれたベッド、あんまりにも堂々と中央に置かれてるもんで、最初見たときはベッドだと気が付きませんでした…。
「もしかしてデイベッド?」とかとも思ったんですが、こちらが正真正銘のメインのベッドでございます。
高い天井と、壁面一杯に作り付けられた巨大な作り付けの本棚がサイコーに良い感じですね。
ベッドルームにしては広すぎやしないでしょうか。
そして、作りがあまりに贅沢過ぎやしませんでしょうか。
ピアノなんかも置いちゃったりして…。
夜中に唐突にピアノ弾いちゃったりするんでしょうか。
本棚の前にもワークデスク的なモノがありましたが、コチラにも良い感じの机が…。
広大な空間に寝室とかその他の色々なスペースをポンポン配置していくこの感じ、何か倉庫のリノベーションハウスみたいな感じですが、一応ごく普通の(というか、あまりに豪華すぎる)一軒家でございます。
若い共働き夫婦とかだったら、こんな部屋が1部屋あったら他に部屋要らないですよね…。
あとはダイニング・キッチンとバス・トイレ、収納関係があれば良いかな。
そうすると”1LDK”っつーことでしょうか?
その家、ホントにあったら最高にイカす感じしますけど(実際のこのお宅には、しっかりと複数の居室や子供部屋もありますよ)。
( via Home Adore )

【柔らかさと温かみ】上質なパイン材パネルの杢目と質感



こういう内装もありかもなと。
コチラのお宅、良質なパイン材のパネルをそのまま使って仕上げた内装になってるんですが、針葉樹の柔らかく暖かみのある質感と、流れるような杢目の美しさの組み合わせが素晴らしいかなと。
棚1つとっても、パネルに棚板を取りつけているだけなのに、何でだか清々しいまでのシンプルな美しさが醸しだされているような気が…。
こんな棚、僕のウチにも欲しいですね〜。
このお宅、家の中は全てこの仕上げで統一されてます。
ベッドルームもこんな感じ。
2段ベッドと棚に浮き出る杢目が、狙いすましたかのようなデザイン性を生んでます。
1970年代後半にウチの父が千葉の南房総に建てた別荘、この家とは全然雰囲気は違うんですけれど、何でだかどことなく同じ匂いが感じ取れそうな気がするんですよね。
コチラは廊下。
これだけの距離があると、パネルも貼り甲斐があろうかというもの。
何と暖炉と煙突までパイン材パネルで作っちゃってます。
こんなコトしちゃって大丈夫なんでしょうか…。
煙道火災とか起きたら、一発で燃えちゃいそうな気がするんですけど…。
ソレ以前に、輻射熱で内部から炭化したりして…。
ま、きっと充分なる検討の上で作られているんでしょう…(と信じたいです…)。
パイン材のパネルをこういった形で使うことで、デザイン的な面白さや、木そのものの持つ温かみ、柔らかさなどを取り入れられているトコロも素晴らしいですけれど、適材適所で上手に使うことができれば、場合によっては施工コスト的な面や長期的なメンテナンスコストの面も抑制することが出来そうですしね。
科学的な素材や断熱材などを使って能動的に住環境をコントロールするというのは、現代の住宅事情では当然のやり方なわけですが、たまにはこういった「シンプルなもの」を使う方法を考えてみるのも大切なことなのかも知れません。
( via Home Adore )