こちらのお宅のこの階段、素敵じゃないですか?
二面の壁を目一杯に使って、全体に上げ下げ窓を配し、その下の壁際には、デイベッドとしても使えそうなベンチをL字型に。これ以上ないというくらいに明るく開放的な空間で、階段室というよりは、まるでサンルームのような立派な寛ぎのスペースという感じですよね。
こちら、アメリカ東部ミネソタ州はミネアポリスを拠点に活動するインテリアデザイン事務所 Martha O’Hara Interiorsのデザインしたお宅でして、書斎がこれまたいい感じなんです。
落ち着きのあるシックな雰囲気のスペース。サイドに加えて、背面の造作棚の中央を繰り抜いて埋め込まれた上げ下げ窓が素敵です。
こちらは同じデザイン事務所が手掛けた、ノースダコタに建つ別の物件。
二面の壁いっぱいに複数の上げ下げ窓を配した、明るく開放的なワークスペース。
こういう感じの子供部屋もいいかも。
こちらのデザイン事務所、ともかく窓、それも上げ下げ窓の使い方がいいんですよね。
例えばキッチンはこんな感じ。
シンクの正面に、細長の上げ下げ窓を3つ並べて。
奥行きのあるランドリールームの突き当りの壁には、細長の上げ下げ窓を2つ。
サイドの壁際に2つの上げ下げ窓のある、シックな雰囲気のバスルーム。
どれもこれも最高にいい感じ。上げ下げ窓の持つ可愛いらしさを最大限に活かしてる感じがしますよね。
新築やリフォームのプランを検討中で、窓についてお悩みの方、あれこれもっと考えてみたいなとお考えの方がいらっしゃいましたら、こちらを参考にして、心ゆくまでイメージを膨らませちゃってくださいませ。
( via Martha O’Hara Interiors )
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【随所に盛り込まれた可愛らしさと遊び心】コンパクトスペース同士が直接つながる広さ80平米のアパートメント
こちらのお宅、コンパクトな中に上手に詰め込まれた各スペースがなかなかいい感じだなと思ったのでご紹介させていただきたいと思います。
白基調のシンプルなベッドルームのすぐ脇には、大きな窓に面した明るく開放的なダイニング。
上部がアーチ型になった窓枠と、垂壁の上部から伸びるアームドランプ。コンパクトな中に遊び心と可愛らしさが盛り込まれたこの感じ、いいですね〜。
スモールダイニングの脇がリビング。
こちらは少し余裕をもった作り。
リビングを抜けた向こう側がキッチン。
キッチンからダイニングへは、リビングをまたいで、という形になるわけで、これは導線的にはどうなんでしょうかね。
とはいえ、まあ実際には大した距離じゃないですし、例えば誰かがキッチンに立っているときに、他の家族がすぐ隣のリビングにいて、会話なんかもできて、というように、近い空間で一緒に過ごしているような感じで過ごすことができると考えれば、こういうレイアウトもありかも。
細長のキッチンは、突き当りがシンク、サイドが調理や作業のためのスペース。
シンクの正面には、格子の入った可愛らしい縦長の上げ下げ窓。
ちなみに、2つ目のベッドルームも、同じ格子入りの上げ下げ窓が入ってます。
窓の中心にあわせるように置かれた小ぶりな観葉植物がまたいい感じ。こういう遊び心とか可愛らしさって、本当に大事だと思うんです。
こちら、1930年台に建てられたシドニーの古いアパートメントを、オーストラリアのデザイナーFrag Woodall氏がご自宅用にリノベーションした物件でして、広さは80平米程度とのこと。
廊下なしでスペースとスペースがそのままつながっていくこういう作り、日本の狭小住宅の作りにも通ずるものがありますよね。80平米といいえば、少し広めの3LDKくらいといったところかなと思いますけれど、それよりも広いような感じがするのは、やはりこの作りからくるものでしょうか。こういうのを応用して、平屋の一軒家とかで、スペースがフラットにつながっていく平屋独特のおもしろさや利便性と、廊下なしでスペース同士が直接つながっていくようなレイアウトを上手に組み合わせて「回廊のようにぐるりと一周できる家」みたいな感じにしてみたりするのもいいかも。
これからお家を建てたりリノベーションしたりするご予定のある方で、スペースのつなげ方や動線についてちょっと考えてみたいという方がいらっしゃいましたら、こちらのお宅を参考にしてイメージを膨らませてみてはいかがでしょうか?
あ、でも、本当にこういう作りにする場合には、壁やドアがあまりないので、空気や風の流れ、冷暖房の効率とか、音とかにおいの問題あたりについてはしっかりと考えておかないと、後からいろいろ困ったり悩んだりすることになることもあるかもしれませんから、そのあたりはきちんと確認/検討をしておくことをオススメしておきたいと思います。
( via MR.FRAG )